５試合ぶりに豪快な一発が生まれた。

　ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間５月30日、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に３番・指名打者で先発出場。４回の第２打席で今季13号となる特大のソロホームランを放った。
  　１-１で迎えた４回、先頭打者として打席に入った大谷は、ホワイトソックス先発のルーカス・ジオリトの投じた151キロの４シームを完璧に捉え、センターバックスクリーンに叩き込んだ。大谷も確信歩きで見送った打球は、時速110.2マイル（177.3キロ）、飛距離435フィート（132m）を計測する特大のホームランとなった。

　大谷の豪快弾に中継局の『Bally Sports West』も大興奮だ。「大谷がボールを月に送り込んだ！ シカゴでショータイムだ！」との実況に、解説の球団OBマーク・グビサ氏も「高めの速球を完璧に打ち砕いた」「あの４シームをなんというスイングだ」と驚きを隠せない。その後、自身のツイッターでも「オーマイガッ！ ユニコーンが巨大な一発！」と綴った。

　大谷のホームランで勝ち越し、その後１点を追加して３-１としたエンジェルスだが、その裏に５点を奪われ、試合は６回を終えて３-７とリードを許している。

構成●THE DIGEST編集部
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