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MLB

「怒ってるんじゃない?」大谷翔平が相手投手の“不敵ガッツポーズ”に苦笑い→ヘルメット叩きに意見百出!「これ大好きだ」

THE DIGEST編集部

2023.06.10

3安打2打点と猛威を振るった大谷だが、惜しくも投手として勝ち星はつかなかった。(C)Getty Images

3安打2打点と猛威を振るった大谷だが、惜しくも投手として勝ち星はつかなかった。(C)Getty Images

 大谷翔平がダグアウトでヘルメットを連打し、苛立ちを露にした。

 現地6月9日、ロサンゼルス・エンジェルスは本拠地でシアトル・マリナーズと対戦。大谷は「2番・DH兼投手」で先発登板を果たし、投げては5回を3失点に抑え、打っては特大2ランを含む4打数3安打2打点の大暴れ。サイクルヒットまであと「3塁打」のみとリーチをかけた。

 5回裏、3対3のスコアでエンジェルスは大谷の二塁打でチャンスを広げ、2死二、三塁でマイク・トラウトを迎える。しかし、相手先発ルイス・カスティーヨのスライダーの前にあえなく三振。するとカスティーヨはガッツポーズをしたままクルリと回転し、二塁ランナーの大谷を見つめながら笑みを浮かべ、立ちすくんだ。

 目を合わせた大谷は苦笑しながらダグアウトへ引き上げたが、ヘルメットを棚にしまう際に何度も叩いて押し込むなど明らかにフラストレーションが溜まっている印象。大谷は6回表のマウンドに立たなかったため、投手としての勝ち負けはつかなかった。

 大谷に打ち込まれたカスティーヨがみせたこの一連のアクションに、「ピッチングニンジャ」の異名を持つ投球アナリストのロブ・フリードマン氏が反応。「ルイス・カスティーヨがトラウトを三振に仕留める。そしてガッツポーズでオオタニを見つめて、オオタニのリアクション。これ大好きだ!」と陽気に綴り、動画で紹介した。
 
 ツイートの投稿欄には「楽しそうだね」「可愛いガッツポーズ」「いつでも笑顔のショウヘイが素敵」「カスティーヨはよくやるんだ。オオタニが偶然そこにいただけだね」など好意的な反応がある一方で、その後に大谷がヘルメットを叩く場面までをセットで受け取ったファンの見解はやや異なる。「怒ってるんじゃない?」「明らかに煽った」「なんだか不愉快だ」「いや、ヘルメットを殴っていたから、かなり悔しがってたよ」「今日も打線はオオタニを助けてくれなかったからね」といった調子だ。

 カスティーヨは直後の6回裏、ミッキー・モニアックに勝ち越しの2ランを浴びて5失点で降板。試合はエンジェルスが5対4で逃げ切って怒濤の5連勝を飾っている。残念ながら大谷は第4打席で凡退し、サイクルヒット達成はならなかった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平がカスティーヨの“不敵ガッツポーズ”に苦笑い

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