二刀流スターは、球宴投手＆ダービーを回避する方向であると話す。

　現地７月４日、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）は、サンディエゴ・パドレス戦に「３番・投手兼DH」でスタメン出場。右手中指の爪が割れた影響を受け、６回途中86球を投げ、被安打７、今季ワーストタイの５失点で４敗目を喫した。

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　１点ビハインドの６回、背番号17はシルバースラッガー５度受賞のサンダー・ボガーツに２ランを浴びると、ジェイク・クローネンワースにも右中間スタンドへ運ばれた。続くゲリー・サンチェスに投じた初球がワンバウンドしたところでマウンドを降りた。９回に回ってきた打席ではジョー・アデルが代打に送られたため、この日の打撃成績は３打数ノーヒットだった。

　割れた爪が治り切る前に登板した背番号17は、試合後「力を入れづらかった」と現状を明かす。現地11日に開催されるオールスターでは投打で選出されているが、「投げない方向でいくとは。ちょっと無理なので」と発言。さらに前日のホームランダービーについても「ダービーもたぶん出られないですかね。今日の感じだと」と回避する意向を示した。
  　３年連続投打選出を決めていただけにファンは「ショック...」「ねえ泣きそうじゃない？」「本人も悔しいそう」「バッティング問題ないって断言しなかった」「いろいろ辛いよね」「楽しみにしていたのに残念」などと心配と嘆き声が挙がっている。

　真夏の球宴での出場を探り続ける大谷。日米問わず人気選手だけにファンの期待も大きいようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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