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侍ジャパン

「ベストメンバーではなかったが...」巨人に“零封負け”の侍ジャパンに韓国メディアも注目!「日本代表は大苦戦を強いられた」

THE DIGEST編集部

2023.11.11

WBCで世界一に貢献した牧は、9日の練習試合は2打数無安打に終わった。(C)Getty Images

WBCで世界一に貢献した牧は、9日の練習試合は2打数無安打に終わった。(C)Getty Images

 侍ジャパンは今月16日に開幕を迎える『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』に向けて10日、巨人と練習試合を行なうも、相手投手陣に封じ込まれ0対1で敗北を喫した。

 初の対外試合となった井端ジャパン。初回先頭の藤原恭大(ロッテ)、小園海斗(広島)の安打で1死一、二塁のチャンスを作るも、4番・牧秀悟(DeNA)が二併に倒れた。2回2死満塁の場面では、藤原がファーストフライに終わるなど2度の好機を逃した。

 3回、萩尾匡也(巨人)にセンター前適時打を浴び、先制点を許した日本代表。1点ビハインドの9回に再び2死満塁とするも、門脇誠(巨人)が左飛に倒れ、結局1点も奪えずに試合は終了した。

 投手陣は先発の赤星優志(巨人)が3回(34球)、被安打4、1失点。2番手・隅田知一郎(西武)が2回、3番手・早川隆久(楽天)が3回、横山陸人(ロッテ)が1回をそれぞれ無失点に抑えた。
 
 同試合に注目したのは日本だけではない。韓国メディア『My Daily』は、「ベストメンバーではなかったが...。日本代表が巨人に0-1完敗」と速報を打った。

 同記事は、「テルアキ・サトウとショウタ・モリシタがこの日に合流したため、ベストメンバーでなく、状態を確認するための打線を組んだ。一方、巨人はナオキ・ヨシカワを除き、主力が大幅に抜けた有望株中心の布陣で臨んだ」と伝えたうえで、「序盤に流れを掴めなかった日本代表は大苦戦を強いられた」と報じる。

 そして「ベストメンバーではなく、練習試合にすぎないが、主力選手を欠く巨人を相手に打線は本来の力を発揮できず、イバタ監督は就任初戦で黒星を喫した」と締めくくった。

 5日後に始まる『カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023』は、台湾、韓国、オーストラリアの3か国と総当たり戦だ。はたして、大会本番では打線を組み替えるのだろうか。ここから調子を上げていけるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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