サンフランシスコ・ジャイアンツの情報を専門的に扱う『Giants Baseball Insider』が、FAとなっている大谷翔平の加入を期待した。

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　大谷はロサンゼルス・ドジャースやシカゴ・カブスへの移籍が有力と見られているなか、『New York Post』紙の名物記者で知られるジョン・ヘイマン氏が、ドジャースやカブスなどとともに、ジャイアンツの名前も繰り返し挙げていることに注目。同メディアは、「成績が優れる他のチームよりも、オオタニがジャイアンツを選ぶ意思があるのか見極めるのは難しい」としながらも、「ジャイアンツは大方の予想よりも、オオタニの移籍先候補のひとつに残り続けている」と伝えた。

「オオタニと契約できれば、今後何年にもわたってMLBに波及効果をもたらすことは周知の事実。2024年は投手として投げられないが、オオタニはリーグ最高の打者であることに変わりはなく、ジャイアンツが求めているインパクトのあるバットを与えてくれるはずだ」と、大谷の加入を期待した。
  　さらに同メディアは、「23年シーズンにジャイアンツが優勝争いから脱落した後も、ロサンゼルス・タイムズ紙はサンフランシスコを“オオタニ争奪戦”の脅威と見ており、すでに記したようにヘイマン記者もオオタニとジャイアンツを結び付けている」とし、続けて「31年前、ジャイアンツはバリー・ボンズと当時のMLB史上最大の契約を結び、それはその後15年にわたって球界に大きな影響を与えた。オオタニも同じように球界に大きな影響を与える可能性がある。そしてジャイアンツは勝ち組に入ることを望んでいる」と、大谷に対する球団の意欲を伝えている。

　大谷の去就について米メディアは、連日のようなさまざまな球団名を挙げている。はたして注目の移籍先はどこになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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