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大谷翔平を巡る歴史的な争奪戦を制したドジャース「決め手は“最後のオファー”だった」と専門メディア指摘

THE DIGEST編集部

2023.12.10

10年総額7億ドルで大谷はドジャースと契約した。(C)Getty Images

10年総額7億ドルで大谷はドジャースと契約した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは、最後にオファー額を引き上げて大谷翔平との契約にこぎつけたようだ。専門メディア『Dodgers Nation』は、「ドジャースは、スポーツ史上最も高額な取引を成立させるため、最後の24時間でショウヘイ・オオタニへのオファーを引き上げた」と報じた。

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 同メディアによると、「金曜日(12月8日)の時点で、ドジャースとオオタニ陣営との交渉に、7億ドルという金額は議題に上がっていなかった。最後にドジャースが金額を上げたのだろう」と伝えた。
 
 また同メディアは、『MLB Network』のジョン・ヘイマン記者が語っていた「金曜の夜遅い時点で、ドジャースは大谷を獲得できるとは思っていなかった」というコメントを引用。さらに複数の関係者への取材を行ない、「オオタニ陣営は移籍先の最終リストを絞り込んだ後、トロント・ブルージェイズ以外の“最終オファー”の扉を閉めていなかった。オオタニ陣営はドジャースに対して、競合するオファーと同等かそれ以上の額を提示する権利を最後の最後まで与えていたようだ」と記した。

 同メディアは、「ドジャースは土壇場で“最後のオファー”を提示し、これが決め手になった」と、ドジャースの歴史的な争奪戦の勝利を表現した。

構成●THE DIGEST編集部

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