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「2023年はオオタニの1年だった」NY紙が大谷翔平を今年の“顔”に選出!「WBCの物語のような結末、史上初の二度目の満票MVP、7億ドルの契約」

THE DIGEST編集部

2023.12.31

WBC優勝で幕を開けた23年、大谷は史上初となる二度目の満票MVPを獲得し、シーズンオフにはスポーツ史上最大額となる10年7億ドルでドジャースと契約した。(C)Getty Images

WBC優勝で幕を開けた23年、大谷は史上初となる二度目の満票MVPを獲得し、シーズンオフにはスポーツ史上最大額となる10年7億ドルでドジャースと契約した。(C)Getty Images

 2023年の野球界の“顔”は大谷翔平で決まりだ。『New York Post』紙は12月30日、23年のMLBを振り返る記事を配信し、トップ項目で大谷を取り扱った。

【PHOTO】10年総額約1015億円でドジャースに移籍!ユニホームを身に纏い入団会見を行った大谷翔平の厳選ショット!

「(現地)3月21日、オオタニはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝でマイク・トラウトを三振に打ち取った。それは物語のような結末だった。シーズンではMLB史上初となる満票での二度目のMVPを受賞。史上かつてない打撃と投球を同時に披露し続けた。12月9日には、ロサンゼルス・ドジャースとスポーツ史上もっとも高額となる10年7億ドル(約1015億円)で契約した」

 このように大谷の1年をまとめた同紙は、さらに“大谷評”を続けた。

「オオタニはWBCの看板選手で、元ロサンゼルス・エンジェルスのチームメイトのトラウトを打ち取り、日本代表の優勝を決定付けた。エンジェルスでは同じような好結果を残すことはできなかったが、しかし132イニングを投げて31.5パーセントの三振を奪ったこのスーパースターが、44本塁打で本塁打王に輝き、さらに20盗塁や三塁打8本を記録したことは決して忘れてはならない」
 
 大谷はシーズン終了後、ドジャースに移籍。その争奪戦と新天地と結んだ契約も世界的な話題となった。

「投げて、打って、そして稼いだ。二度目の右肘の手術により24年は投げられないが、それでも3球団が10年7億ドルと6億8000万ドルの繰り延べというオオタニ側の要求を受け入れた。そしてオオタニは新たなチームにドジャースを選んだ」

 そのドジャースは大谷の7億ドルに始まり、山本由伸とは12年3億2500万ドルで、トレードで獲得したタイラー・グラスノーとは5年1億3650万ドルで契約した。「10億ドル以上を超える長期契約はまさに驚異的。信じがたいのは、ドジャースの補強がこれで終わらない可能性がある点だ。もう現時点で24年のMLBストーリーの最有力候補が決まってしまっている」と、24年シーズンはドジャースを中心にMLBが語られると見通した。

 23年の球界の“顔”となった大谷には、24年シーズンも信じられないような大活躍を期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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