MLB公式サイトの記者、サラ・ラングス氏が現地７月11日に公式Xを更新し、歴史的シーズンを送っているピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズの記録を用いてその偉大さを紹介した。

【画像】メジャー１年目で球宴選出！スターの階段を駆け上がる怪物新人投手スキーンズの華やかなプライベート 　スキーンズは現地11日のミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板し、７回無失点11奪三振２四死球と驚異的なピッチングで無傷の６勝目、９回目のクオリティスタート（QS）を記録。防御率も１点台に乗せた。

　ドラフト１位で指名されたシーズンに球宴に選ばれた史上初の選手としてすでにスターの地位を確立しているスキーンズ。ラングス記者はいくつかの記録を用いてその偉大さをさらに強固なものにした。

「11試合のみの出場でのオールスター選出は史上最少」
「1901年以降、最初の11試合で80奪三振以上奪った11投手の中で最小失点」
「1901年以降、最初の11試合で80奪三振以上15四球未満を記録したのは史上２人目」
「過去40年間、最初の11試合で６イニング以上ノーヒットを２度達成したのは史上２人目」
「1901年以降、最初の11試合のうち少なくとも10試合で７奪三振以上を記録した唯一の投手」
「1901年以降、最初の11試合で記録した奪三振数は歴代５位」
「新人投手で連続７奪三振以上の試合数は８で歴代２位」

　憧れの大谷翔平をはじめ、歴代のルーキー投手と比較してもトップレベルの成績を残しているスキーンズ。今後の活躍がこれまで以上に注目されるのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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