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「本当に感動的な体験」ドジャース奥さま会が慈善活動。小児がんと診断された子供と家族をサポートする“希望のバッグ”を荷造り

THE DIGEST編集部

2024.09.10

ドジャースのテイラーと妻のメアリーさんが中心となり、奥さま会として慈善活動を行なった。(C)Getty Images

ドジャースのテイラーと妻のメアリーさんが中心となり、奥さま会として慈善活動を行なった。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの奥さま会が、慈善活動に精を出した。奥さま会は定期的にチャリティー活動を行なっており、今回は小児がん患者とその家族に渡す「Ready Bags」の詰め込み作業を行なった。

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「Ready Bags」とは小児がんと診断された子供と家族をサポートするための“希望のバッグ”。荷造りしたボランティアの直筆メッセージカードのほか、子供の気晴らしに利用するタブレットやカードゲームのUNO、玩具のポップイット、病院に泊まり込む家族に向けた携帯充電器や毛布、コーヒー魔法瓶、錠剤粉砕機、日記とペンなどが詰め込まれている。米国では毎日43人の子供が、がんと診断されているという。

 きっかけはクリス・テイラーと妻のメアリーさんだった。2人は小児がんと闘うすべての子供とその家族に希望を与える団体で、「Ready Bags」活動を行なっている『Roc Solid Foundation』と協力し、小児がん啓発月間の9月にドジャース奥さま会として行動した。

 テイラー夫妻は身体的、経済的などの困難に直面している子供とその家族をサポートするため、2020年に非営利団体『CT3財団』を立ち上げ。慈善活動に積極的に取り組んでいる。両者それぞれが親友や知人を病気で亡くした経験をしたことが財団設立の理由だ。
 
「Ready Bags」の詰め込み作業には、クレイトン・カーショウ投手の妻エレンさん、ウォーカー・ビューラー投手の妻マッケンジーさん、マイケル・グローブ投手の彼女メイシー・オムリさん、ウィル・スミス捕手の妻カーラさん、マックス・マンシー内野手の妻ケリーさん、デーブ・ロバーツ監督の妻トリシアさんらをはじめ、球団スタッフやフロントの奥さまも参加した。

 奥さま会の公式アカウントは、「Ready Bagsは、ロサンゼルス小児病院やオレンジ郡小児病院を含む全米100以上の小児病院に配布されています。本当に感動的な体験でした」と活動を振り返った。

構成●THE DIGEST編集部

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