今季もア・リーグ西地区の最下位と低迷するロサンゼルス・エンジェルス。来季の巻き返しの切り札として、米メディアが千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希を推している。
昨オフに大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースへと移籍したエンジェルスは今季、若手の成長も見られたものの、主砲のマイク・トラウトがまたしても怪我で戦線離脱。地区首位のヒューストン・アストロズには19ゲーム差をつけられ、早々にポストシーズン争いから脱落している。
【動画】思わず手が出てしまう… 佐々木の鋭すぎるフォークボールをチェック そうした状況のなかで、米メディア『Clutch Points』は現地15日の報道で、このオフの補強ターゲットとして3選手を推奨。そのひとりに、佐々木の名前を挙げた。「おそらく大谷翔平以来、最高の日本人投手候補である佐々木は、アメリカに渡ることができないかもしれない。しかし、この機会に渡ることができれば、すべてが変わる。彼の才能は否定できないので、フリーエージェントで多くの球団が彼を狙うだろう」とし、佐々木がエンジェルスの現状を劇的に変え得るとともに、マーケットに名前が出れば複数球団での争奪戦が必至になると見解を示した。
また佐々木のピッチングに関しては、「100マイル(約160.9キロ)を超える速球と3種類の緩急ある球種が含まれる。そのひとつは、今日のメジャーリーグではほとんど使われないフォークボールだ。スプリットと12-6カーブボール(12時から6時の方向へ縦に割れるカーブ)のハイブリッドのように動く」と紹介している。
「もしマリーンズが冬に佐々木をポスティングすれば、エンジェルスは次なる日本のスターを獲得するために全力を尽くす必要がある。佐々木が大谷の半分でも実力があれば、エンジェルスタジアムに連れてくるのに必要な金額に見合うだけの価値があるだろう」と佐々木の実力に太鼓判を押す同メディア。その他に、ワシントン・ナショナルズの主砲アレックス・ブレグマン、ニューヨーク・メッツのピート・アロンゾの名前を獲得候補として挙げている。
さらに同メディアは、「トラウト、ブレグマン、アロンゾが中心のロサンゼルスの打線を想像してみてほしい。それは確かに強力な中核となり、来シーズン、ヘイローズが再び優勝争いに加わるのに役立つだろう。佐々木もチームのエースになり、最初から投手陣を率いる存在となるだろう。大金を使うべき時があるとすれば、それは間違いなく次のオフシーズンだろう」と綴り記事を締めている。はたして、弱小球団はこれらのオペレーションを実現させ、強豪への足掛かりを掴むことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「佐々木朗希の獲得に動く準備ができている5球団」を米メディアが推測
昨オフに大谷翔平がロサンゼルス・ドジャースへと移籍したエンジェルスは今季、若手の成長も見られたものの、主砲のマイク・トラウトがまたしても怪我で戦線離脱。地区首位のヒューストン・アストロズには19ゲーム差をつけられ、早々にポストシーズン争いから脱落している。
【動画】思わず手が出てしまう… 佐々木の鋭すぎるフォークボールをチェック そうした状況のなかで、米メディア『Clutch Points』は現地15日の報道で、このオフの補強ターゲットとして3選手を推奨。そのひとりに、佐々木の名前を挙げた。「おそらく大谷翔平以来、最高の日本人投手候補である佐々木は、アメリカに渡ることができないかもしれない。しかし、この機会に渡ることができれば、すべてが変わる。彼の才能は否定できないので、フリーエージェントで多くの球団が彼を狙うだろう」とし、佐々木がエンジェルスの現状を劇的に変え得るとともに、マーケットに名前が出れば複数球団での争奪戦が必至になると見解を示した。
また佐々木のピッチングに関しては、「100マイル(約160.9キロ)を超える速球と3種類の緩急ある球種が含まれる。そのひとつは、今日のメジャーリーグではほとんど使われないフォークボールだ。スプリットと12-6カーブボール(12時から6時の方向へ縦に割れるカーブ)のハイブリッドのように動く」と紹介している。
「もしマリーンズが冬に佐々木をポスティングすれば、エンジェルスは次なる日本のスターを獲得するために全力を尽くす必要がある。佐々木が大谷の半分でも実力があれば、エンジェルスタジアムに連れてくるのに必要な金額に見合うだけの価値があるだろう」と佐々木の実力に太鼓判を押す同メディア。その他に、ワシントン・ナショナルズの主砲アレックス・ブレグマン、ニューヨーク・メッツのピート・アロンゾの名前を獲得候補として挙げている。
さらに同メディアは、「トラウト、ブレグマン、アロンゾが中心のロサンゼルスの打線を想像してみてほしい。それは確かに強力な中核となり、来シーズン、ヘイローズが再び優勝争いに加わるのに役立つだろう。佐々木もチームのエースになり、最初から投手陣を率いる存在となるだろう。大金を使うべき時があるとすれば、それは間違いなく次のオフシーズンだろう」と綴り記事を締めている。はたして、弱小球団はこれらのオペレーションを実現させ、強豪への足掛かりを掴むことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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