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「100点!」特大の一発はお預けも...LA地元記者も大谷翔平の勝負強さを激賞「今季最も大事な試合で素晴らしい活躍をみせた」

THE DIGEST編集部

2024.09.26

1番・指名打者で先発出場した大谷が2本の適時打でチームを勝利に導いた。(C) Getty Images

1番・指名打者で先発出場した大谷が2本の適時打でチームを勝利に導いた。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地9月25日、本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に1番・指名打者で先発出場。3打数2安打2打点1盗塁1得点の大活躍で、チームの4対3での勝利に大きく貢献した。地区優勝に王手をかけたドジャースは、同26日のパドレス戦で勝利すれば3年連続の地区優勝が決まる。

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 初回、ストレートで四球を選んだ大谷は、相手の暴投で進塁。4番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで先制のホームを踏んだ。第2打席は見逃し三振に倒れたものの、2-2の同点で迎えた4回の第3打席では、打球速度118.6マイル(187.9キロ)を計測する弾丸ライナーのフェンス直撃のタイムリー二塁打。勝ち越しの一打を放った。

 すぐさま3-3の同点に追いつかれたドジャースだが、大谷が6回の第4打席で再び輝きを放つ。2死一、二塁の場面でパドレス5番手のエイドリアン・モレホンからセンター前に適時打を放ち、再度ドジャースが勝ち越し。結局、これが決勝点となり、ドジャースが地区優勝に王手をかけた。大谷はその後、二塁への盗塁を決め、2001年にイチローが樹立した日本人シーズン最多盗塁数の56に並んだ。

 殊勲の大活躍をみせた大谷には、地元LAメディアの記者たちからも賛辞が止まない。『ESPN LA』でドジャース担当を務めるブレイク・ハリス氏は、「今夜の大谷翔平:四球、先制得点、タイムリー二塁打、タイムリーヒット、盗塁」とこの日の打撃成績を記し、「今シーズン最も大事な試合で彼は素晴らしい活躍をみせた」と100点の絵文字付きで称賛。また、専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者も「大谷翔平がまたやった」と綴り、やはりこの日の活躍ぶりを記すと、「大谷はドジャースがナショナルリーグ西地区の優勝を勝ち取るために全力を尽くしている」と称えた。

 チームの全4得点のうち3得点に関わる活躍をみせた大谷。この日は特大の一発は生まれなかったが、ここ一番での勝負強さでもポストシーズンを沸かせてくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】殊勲の勝ち越しタイムリー! 大谷翔平が塁上で吠える
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