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プロ野球

【ヤクルトのドラ1指名・中村優斗ってどんな選手?】最速160キロを叩き出す豪腕は多彩な変化球とコントロールの良さも武器

THE DIGEST編集部

2024.10.24

今年3月には侍ジャパントップチームにも選出。160キロに届く重いストレートはプロでも十分通用するはずだ。写真:THE DIGEST写真部

今年3月には侍ジャパントップチームにも選出。160キロに届く重いストレートはプロでも十分通用するはずだ。写真:THE DIGEST写真部

 10月24日に行われたドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズが中村優斗(愛知工業大)を1位指名し交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】中村優斗(なかむら・ゆうと)
【生年月日】2003年2月28日(21歳)
【出身地】長崎県
【身長/体重】176cm/81kg
【守備位置】投手
【投打】右投右打
【経歴】諫早農高→愛知工業大

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 右投手では今ドラフト最高の素材とされる豪腕。大学に入ってから急成長を遂げ、3年春から3季連続でリーグ最多奪三振を記録、今春の欧州代表戦ではプロ選手に混じって侍ジャパン代表入りも果たした。

 球威にかけては金丸夢斗(関西大)以上で、4年秋の最終戦では自己最速160キロを叩き出して有終の美を飾った。大学通算の奪三振率10.98に対して与四球率は1.89と、豪快なイメージとは裏腹にコントロールの良さも光る。リリーフならプロ1年目から一軍で活躍できるとの声も多いが、2種類のスライダーに加えてスプリット、カットボール、カーブとレパートリーも豊富だけに、先発としても期待したい。

構成●SLUGGER編集部

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