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侍ジャパン

「日韓戦にかけるプライドを失った」対侍J“悪夢の9連敗”に地元メディア悲嘆「力不足を精神力で克服するには、実力差が開きすぎた」【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.16

侍Jに敗れた韓国代表。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

侍Jに敗れた韓国代表。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループB、日本対韓国の試合が11月15日に台湾の台北ドームで行なわれ、6‐3で日本が勝利した。これで主要国際試合21連勝を飾ったほか、対韓国戦9連勝を記録。この現状に韓国の地元メディアが嘆き節だ。
 日本は2回表にタイムリーヒットで先制されたものの、 その裏に紅林弘太郎が2死二・三塁から適時打をお返しし、逆転に成功。その後韓国が4回、5回と点を重ね、再びリードを許したが、5回の裏に2死満塁から牧秀悟がタイムリーヒットで再逆転。7回には森下翔太に今大会チーム初の本塁打となる2ランHRが飛び出すなど力強い試合運びで勝利を収めた。

 韓国メディア『news1』は敗戦後に「縮まらないギャップ...韓国野球が『プロ対決』で日本に9連敗」と題した記事を配信。「韓国は日本戦に死力を尽くした。日本には絶対に負けてはいけないという愛国心もモチベーションにつながったが、試合前に信じていた投手陣が日本の打線を抑えきれず、日韓戦にかけるプライドを失った」とライバルとの敗戦が結果以上の意味を持つと説明した。

 侍ジャパン相手に9連敗という現状については以下のように綴った。

「2000年代初頭から2010年代半ばまで、韓国は決して日本に簡単に負けなかった。日本の細かいデータ野球に苦戦したことも多かったが、粘り強く粘って奇跡の逆転勝利を収めたことも多かった。しかし、今は違う。力不足を精神力で克服するには、実力差が開きすぎたようだ。韓国は必死に日本に向かって刃を研いできたが、昨年だけで3回、日本の前にひざまずいた」

 日本は次戦、16日に台湾と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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