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侍ジャパン

ベネズエラが4番ペレスの先制2点アーチ&8人継投で台湾を完封! SR初戦白星スタート。22日には侍ジャパンと激突【プレミア12】

湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

2024.11.21

先制アーチを放ったペレス(44番)にチームメイトは総出で祝福した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

先制アーチを放ったペレス(44番)にチームメイトは総出で祝福した。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 11月21日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のスーパーラウンドが東京ドームで開幕。4か国総当たりの第1試合はグループA・1位のベネズエラとグループB・2位の台湾が対戦し、ベネズエラが8人の投手を起用する細かい継投策が功を奏し、2対0で完封勝利を収め初戦を白星スタートで飾った。第2試合に登場する侍ジャパンは午後7時から米国と激突する。

 両チーム無得点で迎えた4回、ベネズエラは先頭のエルナン・ペレスが左前打。すぐさま盗塁を敢行したが失敗に終わり1アウトとなったが、3番ラモン・フローレスが中前打で出塁すると、4番カルロス・ペレスが台湾先発ファン・ズーポンの初球スライダーを捉え、左中間スタンドにギリギリ入る2ランホームランで先制した。

 2点を追う台湾は直後の5回表、継投に入ったベネズエラ投手陣を2安打1四球で攻めて1死満塁。一打逆転のビッグチャンスが到来するが、1番のチェン・チェンウェイが見逃し三振、次打者リン・リーが右飛に倒れた。絶好機の場面で無得点に終わると、右翼スタンドやバックネット裏で大声援を送る台湾の応援団からは「ああ~...」とため息が漏れ、肩を落とした。

 試合はベネズエラが4回の2点を最後まで守り切りゲームセット。台湾は東京ドームに駆けつけた熱烈な台湾ファンの大声援に応えられず、ベネズエラの8人継投の前にあと一歩決定打が出なかった。
 
▽プレミア12 スーパーラウンドの日程(※時間は日本時間)
■11/21(木)
・台湾0-2ベネズエラ 
・アメリカvs日本(19:00) 

■11/22(金)
・アメリカvs台湾(12:00) 
・ベネズエラvs日本(19:00)

■11/23(土)
・アメリカvsベネズエラ(12:00)
・台湾vs日本(19:00)

■11/24(日)
・3位決定戦(SR3位vsSR4位/12:00)
・決勝(SR1位vsSR2位/19:00)

取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)

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