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侍ジャパン

古田&松坂両氏も 米国44歳左腕を「お手本のようなピッチング」と絶賛! 侍J打線を140キロ前半の速球と変化球で翻弄!【プレミア12】

THE DIGEST編集部

2024.11.21

米国先発のリッチ・ヒル。3回を無失点に抑えた。写真:田中研治(THE DIGEST編集部)

米国先発のリッチ・ヒル。3回を無失点に抑えた。写真:田中研治(THE DIGEST編集部)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は11月21日、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国による総当たり戦のスーパーラウンドが東京ドームで開幕。日本はアメリカとの初戦を迎えているが、OR5試合で36得点を奪った侍ジャパン打線が先発リッチ・ヒルの緩急自在の投球に翻弄された。

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 テレビ解説の松坂大輔氏と同い年の44歳。22歳の日本先発・高橋宏斗とは”22歳差”という世代間対決となった。最速158キロをマークした高橋とは対照的に、ヒルは140キロ台前半の速球ながらカーブ、スライダー、カットボールなどを交えて侍ジャパン打線を幻惑。4回まで被安打1、無失点の快投をみせた。

 このピッチングを解説陣も絶賛した。古田敦也氏は、「これくらいストレートとカーブとスライダーくらいの球種で抑えられるんですから素晴らしいですね。足を下ろすタイミングも微妙に変えたり。打者は振り遅れてますね。さすがメジャーリーグで長くやってきたピッチャーだと思います」と経験に裏打ちされた投球に脱帽。松坂氏も「お手本のようなピッチング。持てる技術をすべて駆使しながら投げている感じですよね」と現役時代にはボストン・レッドソックスで同僚だったヒルの投球に賛辞を送った。

 試合は両先発が4回まで無失点の好投をみせたが、5回に日本2番手の隅田知一郎がソロホームランを浴び、アメリカに1点のリードを許す。しかし、日本もその裏に代わった2番手のトンプソンから坂倉将吾のタイムリー二塁打、小園海斗の2点適時打で3対1と逆転に成功している。

構成●THE DIGEST編集部

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