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CY賞左腕スネルに続いて、ドジャースが今オフ目玉のソトも獲得? 「LAは諦めていない」と米記者指摘も…「巨大球団であっても限界はあるはず」ド軍メディアも「可能性は…」

THE DIGEST編集部

2024.11.27

今オフ最大のビッグネームと称されているソト。その去就に大きな注目が集まっている。(C)Getty Images

今オフ最大のビッグネームと称されているソト。その去就に大きな注目が集まっている。(C)Getty Images

 現地11月26日、ロサンゼルス・ドジャースがFA大物左腕のブレイク・スネルと5年総額1億8200万ドル(約277億円)で合意したという報道が駆け巡った。

 サイ・ヤング賞を2度も受賞しているスネルは、コービン・バーンズ、マックス・フリードらとともに、今オフの目玉投手として複数球団から注目を集めていた。そんななかで24年シーズンの王者ドジャースが射止めた格好だ。

 スネルとの契約が正式発表となれば、ドジャースの先発ローテーションはスネルをはじめ、右肘の手術から復帰する大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、クレイトン・カーショウらが予想される。24年に負傷者が相次いだ投手陣の戦力を大幅に向上させたと言えるだろう。

 一方、打者の補強も大きな動きがあるかもしれない。スネルとの合意報道の後、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者がXで、「ドジャースはいまでもフアン・ソトを諦めていないようだ」と伝えた。

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 今オフ最大のビッグネームと言われるソトを巡っては、24年に所属したニューヨーク・ヤンキースをはじめ、ニューヨーク・メッツ、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、ドジャースの5球団が正式オファーを送ったと『MLB Network』のジョン・モロシ記者が報道。ソトの条件は7億ドル以上の15年契約だと伝えられている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「ドジャースがソト陣営と会談したのは、ソトの金額をあえてつり上げ、FAになったテオスカー・ヘルナンデスとの再契約に迫るための交渉術と見られていた。しかし、ドジャースはオファーを出したひとつだと報じられている」と報道。同じくドジャース専門メディア『Dodgers Nation』も、「ドジャースはソトの獲得に真剣に取り組んでいる」と伝えている。

 それでも、状況はドジャースにとっていいとは言えない状況のようだ。ヘイマン記者は、「しかし、ドジャースをソト争奪戦の勝者と見ることは難しい。素晴らしいビジネスモデルと収益を誇る巨大球団であっても限界はあるはずだ」とXにポスト。

『Dodgers Way』も、「それでもソトと契約する可能性は低いだろう。どの球団もソトの要求に応えられないとした場合にのみ、ドジャースは戦略的な動きをする余地が出てくる」として、ドジャースがソト争奪戦のトップではないことを示唆した。

構成●THE DIGEST編集部

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