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プロ野球

【どこよりも早い2025ドラフト候補ランキング│1~10位】創価大・立石、健大高崎・石垣、東北福祉大・堀越が今年の“BIG3”か<SLUGGER>

西尾典文

2025.01.01

左から石垣、立石、堀越。2025年のドラフト戦線はこの3人を中心に回っていくのだろうか。写真:THE DIGEST写真部、西尾典文

左から石垣、立石、堀越。2025年のドラフト戦線はこの3人を中心に回っていくのだろうか。写真:THE DIGEST写真部、西尾典文

 2024年のドラフト会議が終わってまだ3ヵ月も経っていないが、各球団のスカウトたちは早くも次のドラフトへ向けて動き出している。年間400試合以上、アマチュア野球を取材するスポーツライターの西尾典文氏が、25年ドラフト候補の最新ランキングを選定した。今回はいよいよトップ10を紹介しよう。

【表】2025ドラフト候補ランキング1~50位一覧

▼10位:久野悠斗[投手・明治大]
(ひさの・ゆうと/左投左打/報徳学園高)
将来像:床田寛樹(広島)
報徳学園時代から評判の大型左腕。大学でも順調にスケールアップを果たし、2年春には大学選手権で先発としても好投したが、その後は肘の故障でトミー・ジョン手術を受けて長期離脱となった。大型左腕でも制球力も高く、大きなカーブなど変化球もレベルが高い。順調に回復しているところを見せることができれば、一気に世代トップとなる可能性もあるだろう。
タイプ診断:#スーパー中学生 #ケガから復活

▼9位:森陽樹[投手・大阪桐蔭高]
(もり・はるき/右投左打)
将来像:才木浩人(阪神)
中学時代から軟式で140キロを超えるスピードをマークして話題となっていた大型右腕。大阪桐蔭でも1年秋から投手陣の一角に定着し、昨年夏の大阪大会決勝では15奪三振完投勝利でチームを甲子園出場に導いた。長い手足を生かした豪快な腕の振りで、好調時のストレートは150キロを超える。鋭く変化するカットボールも一級品だ。秋は近畿大会初戦で敗れただけに、春はその悔しさをバネにさらなるスケールアップを遂げることを期待したい。
タイプ診断:#スーパー中学生 #ポテンシャル◎

▼8位:高木快大[投手・中京大]
(たかぎ・はやと/右投右打/栄徳高)
将来像:森下暢仁(広島)
愛知大学リーグを代表する本格派右腕。昨年春は開幕戦で完全試合を達成するなどチームの優勝に大きく貢献し、大学日本代表でも先発の一角として活躍した。高い位置から真上に振り下ろす腕の振りが特長で、ボールに角度がありながら手元でホップするような球筋で空振りを奪うことができる。変化球の制球力も高い。秋は故障で少し成績を落としたのが気がかりだが、大学生投手の中でも総合力の高さは屈指だ。
タイプ診断:#ミスターパーフェクト #地方リーグの星
▼7位:谷端将伍[三塁手・日本大]
(たにはた・しょうご/右投右打/星稜高)
将来像:山田哲人(ヤクルト)
東都一部で注目の強打の内野手。高校時代はそこまで目立つ存在ではなかったが、大学では2年秋からレギュラーとなり、昨年は春秋連続で首位打者を獲得する大活躍を見せた。リストの強さは抜群で、春はリーグ最多の4本塁打を放っているように長打力も申し分ない。サードの守備も軽快な動きが目立つ。レベルの高い東都で続けて結果を残したことで評価は確実に高くなりそうだ。
タイプ診断:#神宮の星 #リストの強さ◎

▼6位:島田舜也[投手・東洋大]
(しまだ・しゅんや/右投右打/木更津総合高)
将来像:高橋光成(西武)
木更津総合時代から評判の右腕。大学でも順調にスピードアップし、ストレートはコンスタントに150キロを超える。昨年秋は東都二部で5勝1敗、防御率0.64と圧倒的な成績を残してチームを一部昇格に導いた。スピードの割に合わせられやすいのは課題だが、スライダー、カットボール、チェンジアップなど変化球も上手く操れるようになった。春は一部でどんな投球を見せるのかが楽しみだ。
タイプ診断:#東都二部から浮上 #大学日本代表候補
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