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3回途中3失点も今永昇太の今季初陣に地元メディア高評価!53球を数えた球数に「非常にいい状態だ」 指揮官は開幕戦構想に言及「短めの登板が予想される」

THE DIGEST編集部

2025.02.28

地元メディアから高評価を受けた今永。(C) Getty Images

地元メディアから高評価を受けた今永。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太が現地2月26日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で、今季オープン戦で初めてマウンドに登った。先発としての登板だったこの日、3回途中まで投げ本塁打も許すなど3失点を喫したが、6三振を奪う力投を見せた。

【動画】歌手・今永昇太が生まれた歴史的瞬間⁉をMLB公式がポスト!
 メジャー2年目、初の実戦マウンドを終えた今永は今後も、発表されているロサンゼルス・ドジャースとの開幕戦先発に向けて調整を行なっていく。エースとしての期待も寄せられる日本人左腕に対し、シカゴのスポーツ情報を発信する『BLEACHER NATION』では直近の登板内容も踏まえ、早くも開幕戦までの投球プランなど、今後への明確なシナリオを描いているようだ。

 同メディアは、今永のジャアンツ戦のパフォーマンスについて、53球を数えた球数をフォーカスし、「開幕戦に向けて非常に良い状態にあることを示している」と評価する。その上で、次回登板では公式戦での先発投手の目安となる75球前後まで投げる可能性もあるなどと綴りながら、「開幕戦までには十分な状態に仕上がると考えられる」などと見通している。

 その一方で、今永について語ったクレイグ・カウンセル監督のコメントを掲載。東京での登板について、「開幕戦では確かに球数制限を設けることになる。あの試合の緊張感は普段よりもはるかに高くなる。それによって疲労も大きくなるので、その点も考慮しなければならない」と話したという。

 東京でのドジャース戦という、特殊なシチュエーションでの起用法を説明する指揮官の言葉を伝えながら同メディアも、「言い換えれば、東京での初戦で75球まで引っ張るのは賢明ではない可能性が高い。イマナガと(2戦目先発予定の)ジャスティン・スティールのどちらも短めの登板になることが予想され、それに伴い、カブスは積極的にブルペンを投入することになるだろう」と指摘。

 さらに、「これは健康管理やコンディション維持の観点から理にかなっているだけでなく、チームの競争力を維持するという意味でも合理的だ」として、カウンセル監督の計画に同調している。

 母国で大役を務める今永に対し、カブスファンや地元メディアはすでに胸を高鳴らせている。ここからの実戦での登板などを通じてコンディションを上げていき、万全の状態で開幕マウンドに立ってくれることを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】今永昇太がオープン戦初登板で3回途中3失点も6奪三振の力投
 
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