いきなりの大活躍だ。

　現地５月５日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でのマイマミ・マーリンズ戦に７対４で快勝。今季新加入した韓国のキム・ヘソンが「９番・二塁」でメジャー初の先発出場を飾り、４打数２安打１打点１得点、１盗塁の内容でチームの勝利に貢献した。試合後には、メジャー初安打＆初打点の喜びを口にしている。
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　５回先頭の第２打席でマーリンズの先発右腕サンディ・アルカンタラから左前打を放ち、メジャー初安打を記録。続く大谷翔平の打席で二盗を決め、大谷の右越え９号２ランでホームに生還する。さらに６回２死一、二塁の第３打席では左前への適時打をマークし、これが記念すべきメジャー初打点となった。
  　試合後、地元放送局『SportsNet LA』のヒーローインタビューに登場すると、「強い組織がいい野球をしている。チームに貢献したかった」とコメント。５回のメジャー初安打に関しては、「先頭だし、『後ろに素晴らしい打者がたくさんいるから出塁しなきゃ』という気持ちだった」と振り返っている。

　また、大谷とそろって生還した５回のダグアウトでは、二人で喜びを分かち合っている姿もあった。早くもチームに溶け込んでいる様子で、「本当にうれしい。彼が本塁打の後、僕のことを祝福し、一緒に喜んでくれた」と回想。初安打の記念球については、「大切な思い出になる。自宅に飾っておこうと思う」と話していた。

　メジャー定着に必死のアピールを続ける“韓国の至宝”。今後の活躍からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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