昨季は大谷翔平投手がロサンゼルス・ドジャースへ10年総額7億ドル(当時約1015億円)で入団し、MLB史上初「50ー50」達成、ワールドシリーズ(WS)優勝を成し遂げるなど、球界全体にとっても歴史的なシーズンとなった。
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そんな大谷翔平効果もあってか、人気低迷のメジャーリーグに活気が戻ってきたことを米メディア『Sportsnaut』が5月7日、「MLBの観客動員数が急増、その理由を歴史学教授が解説」と題した記事を更新し、報道した。
同メディアは、「MLBの4月の1試合平均観客動員数が2万7261人となり、2017年4月以来の最高記録を更新した」と記した上で、ファンらの中でMLBの魅力が高まっている要因について、テンプル大学の歴史学教授ブライアント・サイモン氏と共に解説した。
同氏ははじめに、「野球は大スターがいる時に成功を収めてきました。これはベーブ・ルースとジョー・ディマジオの時代にも、マーク・マグワイアとサミー・ソーサの夏のホームラン競争にも当てはまった」と言及。その上で、次のように指摘した。
「今また、大谷翔平とジャッジに率いられた、まさに伝説的なスターたちの時代がやってきた」
前述のように推測したサイモン教授は続けて、大谷について「彼は魅力的で、メジャーリーグで投手として、打者として、ハイレベルなことをやっている」と絶賛。またジャッジについても「ほとんどポール・バニヤン(アメリカ合衆国の伝説上の巨人)のような大物だ」と表現し、規格外のスター選手らを称えた。
そんな誰もが憧れるスター選手の登場とともに、また「ルール変更」と「ファンエンゲージメントへの取り組み」もメジャー人気上昇の理由であると同学者は考察。「言うまでもなく、ルール変更は非常に成功している。実際、スポーツの消費や視聴にこれほど大きな影響を与えたルール変更は他に思い当たらない」と語り、「ピッチクロック(投球時間制限)」「延長タイブレーク制」「ベースの巨大化」「守備シフト禁止」「けん制の回数制限」「プレーオフ枠拡大」などのルール変更の成果を称えた。
このルール変更によって、同メディアも「試合はよりスピーディーで、アクション満載になった」と綴った。
またサイモン教授は球場グルメの変化にも注目。「球場はますます個性的になってきている。ありきたりでシンプルなピーナッツ、ビール、ホットドッグだけが提供される時代は終わりました。今では、ほとんどの球場でその場所ならではのユニークな食べ物が提供されています」と述べ、地元密着の取り組みが観客を呼び戻している要因の一つになっていると話した。
しかし、サイモン教授は「野球はアメリカで最も人気のあるスポーツではありません」と明言。次に「再び人気が戻る日が来るでしょうか? それは分からない。なぜなら、(野球は)子供たちがプレーするのにかなり費用がかかるからだ。そして、MLBは注目度と視聴率においてNFL(米プロアメリカンフットボールリーグ)に太刀打ちできません」と厳しい現実も口にした。
同メディアでサイモン教授は、最後にこう続けている。
「今、野球は復活しつつある。それは確かですが、次に何が起こるかは予測が難しい」
大谷翔平やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンなど、スター選手が勢揃いのドジャースを筆頭に人気を拡げるメジャーリーグ。このまま復活と呼べるほどまでに米国での注目を集めることはできるのか。今後の動向からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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そんな大谷翔平効果もあってか、人気低迷のメジャーリーグに活気が戻ってきたことを米メディア『Sportsnaut』が5月7日、「MLBの観客動員数が急増、その理由を歴史学教授が解説」と題した記事を更新し、報道した。
同メディアは、「MLBの4月の1試合平均観客動員数が2万7261人となり、2017年4月以来の最高記録を更新した」と記した上で、ファンらの中でMLBの魅力が高まっている要因について、テンプル大学の歴史学教授ブライアント・サイモン氏と共に解説した。
同氏ははじめに、「野球は大スターがいる時に成功を収めてきました。これはベーブ・ルースとジョー・ディマジオの時代にも、マーク・マグワイアとサミー・ソーサの夏のホームラン競争にも当てはまった」と言及。その上で、次のように指摘した。
「今また、大谷翔平とジャッジに率いられた、まさに伝説的なスターたちの時代がやってきた」
前述のように推測したサイモン教授は続けて、大谷について「彼は魅力的で、メジャーリーグで投手として、打者として、ハイレベルなことをやっている」と絶賛。またジャッジについても「ほとんどポール・バニヤン(アメリカ合衆国の伝説上の巨人)のような大物だ」と表現し、規格外のスター選手らを称えた。
そんな誰もが憧れるスター選手の登場とともに、また「ルール変更」と「ファンエンゲージメントへの取り組み」もメジャー人気上昇の理由であると同学者は考察。「言うまでもなく、ルール変更は非常に成功している。実際、スポーツの消費や視聴にこれほど大きな影響を与えたルール変更は他に思い当たらない」と語り、「ピッチクロック(投球時間制限)」「延長タイブレーク制」「ベースの巨大化」「守備シフト禁止」「けん制の回数制限」「プレーオフ枠拡大」などのルール変更の成果を称えた。
このルール変更によって、同メディアも「試合はよりスピーディーで、アクション満載になった」と綴った。
またサイモン教授は球場グルメの変化にも注目。「球場はますます個性的になってきている。ありきたりでシンプルなピーナッツ、ビール、ホットドッグだけが提供される時代は終わりました。今では、ほとんどの球場でその場所ならではのユニークな食べ物が提供されています」と述べ、地元密着の取り組みが観客を呼び戻している要因の一つになっていると話した。
しかし、サイモン教授は「野球はアメリカで最も人気のあるスポーツではありません」と明言。次に「再び人気が戻る日が来るでしょうか? それは分からない。なぜなら、(野球は)子供たちがプレーするのにかなり費用がかかるからだ。そして、MLBは注目度と視聴率においてNFL(米プロアメリカンフットボールリーグ)に太刀打ちできません」と厳しい現実も口にした。
同メディアでサイモン教授は、最後にこう続けている。
「今、野球は復活しつつある。それは確かですが、次に何が起こるかは予測が難しい」
大谷翔平やムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンなど、スター選手が勢揃いのドジャースを筆頭に人気を拡げるメジャーリーグ。このまま復活と呼べるほどまでに米国での注目を集めることはできるのか。今後の動向からも目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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