現地5月9日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希が敵地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発したが、4回0/3を投げ5安打5失点。チームは9回に大谷翔平の決勝12号3ランで逆転勝利したが、佐々木は大量援護をもらいながら5回を投げ切れず、2勝目はお預けとなった。
【動画】メジャーで踏ん張りどころ…佐々木朗希のMLBハイライト
日本人ルーキーが苦戦している。ロッテ時代を含めてプロ入り初の中5日で登板した佐々木は初回に2被弾を浴びて3失点。不安定な立ち上がりだった。
味方打線が3回まで8得点を挙げ、5点のリードをもらったものの、4回に二塁打から内野ゴロの間に1失点。勝利投手の権利をかけた5回は先頭打者に四球を与えたところでデーブ・ロバーツ監督から降板を告げられた。
カリフォルニア州の地元紙『The Orange County Register』のビル・ブランケット記者は一夜明け、ロバーツ監督を直撃。なかなか結果が出ない佐々木について3Aでの調整を勧める声も一部上がるなか、同監督は「マイナーに送ることは今は考えていない」と語っている。
指揮官の考えでは、23歳の日本人右腕に必要な成長は、メジャーリーグのレベルだからこそ養われるべきだとし、ドジャースとしてはマイナーリーグでの登板は、今のところ考えておらず、「ここで彼が学ぶことは、とても貴重なことだ」と話している。
佐々木はここまで8試合に先発をして防御率4.72、WHIP1.49(1イニングあたりの与四球と被安打数の合計。数値が低いほど安定感のある優れた投手だと評価される)と、渡米時の前評判からは明らかに物足りない数字と言えるだろう。なかでも気がかりなのは、9イニングあたりの奪三振率が6.3と低く、打者から空振りを奪うことに苦戦していること。その点を同記者から問われると、「特別な経験ほどインパクトのあるものはない。ロウキは今、苦境に立たされている」とロバーツ監督はメジャー1年目の日本人選手を援護しながら、次のように私見を述べる。
「メジャーリーグのバッターは、どんな調整やトレーニングが必要なのかを教えてくれる。もちろん、コーチらもいろいろ教えてくれる。でも最終的には...打者がどう反応するかを自分で考えて調整すればいいし、彼も調整するだろう。ここでそうすることで、それを学ぶことができると思う」
タイラー・グラスノーやブレイク・スネルなど開幕前の先発投手が故障離脱するなかで、山本由伸とともにローテを守っている佐々木。現段階で指揮官は日本人ルーキーの成長を見守っていく方針に変わりはないが、悩める右腕は首脳陣の期待に応えることができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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「メジャーリーグのバッターは、どんな調整やトレーニングが必要なのかを教えてくれる。もちろん、コーチらもいろいろ教えてくれる。でも最終的には...打者がどう反応するかを自分で考えて調整すればいいし、彼も調整するだろう。ここでそうすることで、それを学ぶことができると思う」
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