現地５月12日、ロサンゼルス・ドジャースはトロント・ブルージェイズのステワルド・ベロア外野手を金銭トレードで獲得した。

　走力に特長がある25歳のベロアは、2016年７月に国際FAでブルージェイズと契約。マイナーで経て24年６月にメジャー初昇格すると、出場28試合で35打数７安打、打率.189、出塁率.267、長打率.216、１打点、６盗塁を記録した。

　25年はブルージェイズ傘下3Aで24試合に出場。打率.195、出塁率.267、長打率.234、４打点、９盗塁の成績に終わり、５月７日に戦力外となっていた。

　ベロアはドジャース傘下3Aオクラホマシティ・コメッツでプレーする予定で、米誌『Sports Illustrated』は「ベロアの加入は、27歳のジェームズ・アウトマンにとって、さらなるプレッシャーになる可能性がある」と伝えた。

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  　アウトマンも3Aを主戦とする外野手で、５月６日にテオスカー・ヘルナンデスの負傷者リスト入りを受けて急遽メジャー昇格。しかし、５試合の出場で15打数１安打、打率.067、出塁率.176、長打率.267、１本塁打、３打点、10三振と結果を出せていない。

　アウトマンと同じ外野手のベロアは、より若く、走力という武器もあるため、同誌は「トロントで見せた以上の活躍を見せるなら、より長い目で見られるだろう」と、ベロアがアウトマンを押し退ける存在になる可能性を指摘した。

構成●THE DIGEST編集部

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