トニー・ゴンソリンは、2023年８月にトミー・ジョン手術を受け長期離脱。苦しいリハビリ期間を経て、ついに25年４月末に再びメジャーのマウンドへと戻ってきた。

　ゴンソリンは復帰後３試合に先発登板し、16イニングを投げて13安打、21奪三振、４四球、５失点（自責点５）、防御率2.81と安定した成績を残している。現地12日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、デーブ・ロバーツ監督がゴンソリンはかつての姿を取り戻しつつあると報じた。
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  　同メディアのインタビューで、ロバーツ監督は「今の彼の投球は22年のオールスター時のようだ。それに加え、経験を積んだことで自分の能力を熟知している。チームにとって本当に大きな助けとなる」とゴンソリンの復調に期待を寄せている。

　一方、ゴンソリンは「ここ３試合で示せたように、必要な時に空振りを奪うことができる。ただ、もっと長いイニングを投げたい。近いうちにそういう試合をしたい」と、自身の投球内容に手応えを感じつつも、さらなる向上心を示した。

　苦難を乗り越え、かつての輝きを取り戻しつつあるゴンソリン。彼の復活は、ドジャースにとって、大きな戦力となるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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