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佐々木朗希を襲った「インピンジメント症候群」、聞き慣れない疾患の”正体”とは? 日本代表歴があるJリーガーは手術

THE DIGEST編集部

2025.05.14

「右肩インピンジメント症候群」で負傷者リストに入った佐々木。(C)Getty Images

「右肩インピンジメント症候群」で負傷者リストに入った佐々木。(C)Getty Images

 現地時間5月13日、ロサンゼルス・ドジャースが佐々木朗希の負傷者リスト(IL)入りを発表。「右肩インピンジメント症候群」という症状で戦線離脱となったのだ。

 佐々木を襲った「インピンジメント症候群」とは何か。聞き慣れない疾患の正体とは具体的に、肩関節周りの筋肉や腱が肩を動かす際に骨と骨の間で挟まれたり擦れたりした結果、炎症を起こす状態を指す。英語の「impingement」は「衝突」、「挟み込み」、「圧迫」などの意味がある。
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 症状としては、肩を上げた時に痛い、腕を後ろに回しにくい、肩に引っかかるような感覚などがある。競技は異なるが、今年4月、サッカー日本代表歴があるJリーガー・奥抜侃志(ガンバ大阪在籍)は「左足関節前方および後方インピンジメント症候群」で手術をした。

 佐々木の具体的な離脱期間は発表されていない。ちなみに、一般的には軽度な症状なら保存療法での完治も可能だが、重症化の場合は手術が必要なケースもある。いずれにしても完治まで相応の時間は要するだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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