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MLB

またもや“史上初”の金字塔が視野に 「55本塁打・35盗塁」ペースの大谷翔平、驚異の記録更新の可能性を米記者指摘

THE DIGEST編集部

2025.05.25

昨年に続き、再び驚異の記録更新となるか。(C) Getty Images

昨年に続き、再び驚異の記録更新となるか。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が今季も驚異的な数字を刻んでいる。日本人スーパースターは、打者として再び歴史的な成績を残すペースで走り続けている。

【動画】本塁打キングを快走する大谷翔平
『MLB.com』によると、大谷は現在「55本塁打と35盗塁」のペースを維持しているという。二度目の「50-50」の大記録達成は難しいものの、依然として信じがたい数字だ。これが実現すれば、彼にとって通算4度目の「40本塁打・20盗塁」のシーズンとなり、アレックス・ロドリゲスと並んでメジャーリーグ史上最多タイとなる。
 
 しかし、その達成は単なる記録更新に留まらない。「メジャーリーグ史上、50本塁打・30盗塁を達成したのは昨年の大谷だけ」と同メディアは指摘。今季も同じ偉業を成し遂げれば、史上初の複数回達成となる。さらに盗塁数をわずかに増やせば、メジャー史上初の複数回「40-40」達成という金字塔も視野に入る。

 勢いに乗る大谷だが、現地24日(日本時間25日)のニューヨーク・メッツ戦では4打数ノーヒット3三振と沈黙した。1番・指名打者で先発出場した大谷は、メッツ先発のデービッド・ピーターソンに完璧に抑え込まれる形となった。特に8回の第4打席では、1死一塁の一打同点の好機にピーターソンのスライダーに空振り三振。ドジャースは2対5で敗れ、3連勝は止まった。

 この日の不振はあったものの、驚異的なペースで記録を更新する大谷の勢いは変わっていない。ドジャース移籍初年度から「二刀流」ではなく打者に専念する形となったが、その破壊力はむしろ増している。

 メジャー屈指の強打者として不動の地位を築きつつある大谷翔平。シーズン終盤に向けて、彼がどこまで歴史的数字を伸ばしていくのか、世界中の野球ファンが注目している。

構成●THE DIGEST編集部
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