ナ・リーグ東地区だけでなく、ワールドシリーズの優勝候補にも挙げられながら、現地6月5日時点で27勝34敗。地区4位に沈むアトランタ・ブレーブスが、35歳ベテラン左腕クリス・セールをトレードに出す可能性があるという。米メディア『FanSided』のクリストファー・クライン記者が5日の記事で報じた。
「勝率5割を下回り、優勝争いから急激に脱落しているため、トレードの憶測が高まり始めている。その点で、セールほど魅力的な名前はない。もしアトランタが再建を決断すれば、左腕が球団に多大な価値をもたらすだろう。契約は今シーズン終了後に満了し、2026年は1800万ドル(約26億円)の球団オプションが付く」
クライン記者は、「今シーズンのブレーブスを見限るには、まだ早すぎる。セールは球団オプションに値する実力を持っているし、無駄に手放すリスクを負うことはない」と断りながらも、「もし、球団がリセットボタンを押して未来を見据える決断をするなら、36歳の24年サイ・ヤング賞投手をトレードに出す選択にメリットはある」と説いている。
「もしセールがトレード対象者になったら、間違いなく多くの球団が名乗りを上げる。13回の先発で3勝4敗、防御率2.93、WHIP1.24。年齢に関係なく、セールは依然としてマウンド上でエリート級の投球を披露できる」
このように記したクライン記者は、セールに興味を持つ球団として3チームを列挙。デトロイト・タイガース、シカゴ・カブス、そしてロサンゼルス・ドジャースの球団名を挙げた。
【動画】2024年にサイ・ヤング賞を受賞したクリス・セールの好投集!
「無限とも思える資金力を誇るドジャースにとって、1800万ドルを支払うのは容易い。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希をはじめ、挙げればきりがないほど怪我人を抱えているため、故障者の急増に対処する方法として、短期的な投資は理にかなっていると言えるだろう。セールを獲得できる可能性があるなら、間違いなく電話をするはずだ」
ドジャースには、ブレーブスが再建した際に必要とする若手タレントが豊富だ。クライン記者は、ボビー・ミラーやリバー・ライアンといった投手や、アレックス・フリーランド内野手、エミル・モラレス内野手、ホセ・デポーラ外野手の名前を挙げた。
「ドジャースは、ベテランスターが数多く在籍しているうえ、なぜか球界トップ10に入るファームシステムも備えている。そんなチームがサイ・ヤング賞クラスの投手を加えるの現実的に想像しがたいが、それがドジャースのやり方なのだ」
ブレーブスの成績次第、フロントの判断次第ではあるが、7月末のトレード期限までにドジャースが大きな動きを見せるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「まるで家族のよう」ド軍コンフォート、チームメイトの支えに感謝。 待望の一打にベッツは「俺たちがついている」
【記事】「最もワイルドなプレーで...」ドジャース戦で起きた予想外すぎる同点打に米メディア唖然。米記者は呆れ「大混乱。とんでもない守備のお粗末」
「勝率5割を下回り、優勝争いから急激に脱落しているため、トレードの憶測が高まり始めている。その点で、セールほど魅力的な名前はない。もしアトランタが再建を決断すれば、左腕が球団に多大な価値をもたらすだろう。契約は今シーズン終了後に満了し、2026年は1800万ドル(約26億円)の球団オプションが付く」
クライン記者は、「今シーズンのブレーブスを見限るには、まだ早すぎる。セールは球団オプションに値する実力を持っているし、無駄に手放すリスクを負うことはない」と断りながらも、「もし、球団がリセットボタンを押して未来を見据える決断をするなら、36歳の24年サイ・ヤング賞投手をトレードに出す選択にメリットはある」と説いている。
「もしセールがトレード対象者になったら、間違いなく多くの球団が名乗りを上げる。13回の先発で3勝4敗、防御率2.93、WHIP1.24。年齢に関係なく、セールは依然としてマウンド上でエリート級の投球を披露できる」
このように記したクライン記者は、セールに興味を持つ球団として3チームを列挙。デトロイト・タイガース、シカゴ・カブス、そしてロサンゼルス・ドジャースの球団名を挙げた。
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「無限とも思える資金力を誇るドジャースにとって、1800万ドルを支払うのは容易い。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希をはじめ、挙げればきりがないほど怪我人を抱えているため、故障者の急増に対処する方法として、短期的な投資は理にかなっていると言えるだろう。セールを獲得できる可能性があるなら、間違いなく電話をするはずだ」
ドジャースには、ブレーブスが再建した際に必要とする若手タレントが豊富だ。クライン記者は、ボビー・ミラーやリバー・ライアンといった投手や、アレックス・フリーランド内野手、エミル・モラレス内野手、ホセ・デポーラ外野手の名前を挙げた。
「ドジャースは、ベテランスターが数多く在籍しているうえ、なぜか球界トップ10に入るファームシステムも備えている。そんなチームがサイ・ヤング賞クラスの投手を加えるの現実的に想像しがたいが、それがドジャースのやり方なのだ」
ブレーブスの成績次第、フロントの判断次第ではあるが、7月末のトレード期限までにドジャースが大きな動きを見せるかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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