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「静かなトレード期限を迎えたい」ドジャースの目論見に、地元メディアは「波乱の展開になる」「投手陣はもはや燃料切れ」

THE DIGEST編集部

2025.06.08

オールスター明けのタイミングで投手復帰すると言われている大谷。(C)Getty Images

オールスター明けのタイミングで投手復帰すると言われている大谷。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのブランドン・ゴームズGMが「静かなトレード期限を迎えたい」と公言しているにもかかわらず、今年の夏もドジャースは大きな動きを見せそうだ。ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、佐々木朗希と、先発投手に故障者が相次いでいるドジャースに対し、多くの米メディアはトレード期限までに補強に乗り出すと見ている。

 例えば、2024年のポストシーズンで活躍し、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したウォーカー・ビューラー(ボストン・レッドソックス)、22年のサイ・ヤング賞投手サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)をはじめ、アンドリュー・ヒーニー(ピッツバーグ・パイレーツ)、セス・ルーゴ(カンザスシティ・ロイヤルズ)、現地6月6日のドジャース戦で勝ち投手になったセントルイス・カーディナルスのソニー・グレイと、候補者は枚挙にいとまがない。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「先発陣はもはや燃料切れの状態」と表現し、トレード期限は「波乱の展開になる」と予想。続けて、「最良のシナリオは、オールスターが開催される7月15日から7月31日のトレード期限までの間に、スネル、グラスノー、佐々木、そして大谷翔平が復帰して盤石の先発陣を築くことだ」としながらも、「しかし、そうならなかったらどうなるのか」と疑問を呈した。

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「ダスティン・メイやトニー・ゴンソリンに全幅の信頼を置けず、ランドン・ナック、ジャスティン・ロブレスキーも頼りになるとは言えない。どの投手も資金力の低いチームにトレードされる可能性がある。やはり、トレード期限までに大きな変化が起きるだろう。結果的に成功した昨年のジャック・フラハティのようなトレードだ」

 スネル、グラスノー、佐々木は無事に復帰できるのか。復帰したとしても、再度離脱することはないのか。2年ぶりに投手復帰する大谷は、どのくらい稼働できるのか。山本由伸を除けば、先発陣には不確定要素が満載だ。はたしてドジャースは7月31日のトレード期限までに、どのような対策を取るのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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