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MLB

ドジャースの観客動員数が絶好調の理由は“大谷効果”だけではない? レジェンドOBが語った“殿堂入り左腕”の影響力「僕の親友でもあった」

THE DIGEST編集部

2025.06.11

MLB通算173勝の殿堂入り左腕のバレンズエラ氏。(C)Getty Images

MLB通算173勝の殿堂入り左腕のバレンズエラ氏。(C)Getty Images

 米メディア『Sports Illustrated』は現地6月9日(日本時間10日)、ロサンゼルス・ドジャースの来場者数が増えた要因について球団OBのオーレル・ハーシュハイザー氏が自身の見解を述べた。
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 同メディアは2025年シーズンのドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムの観客動員について「MLBの観客動員数でトップに立っており、その差は大きく開いている」と記し、以下のように伝えた。

「1試合あたりの平均観客数は5万275人。これは球団史上最多となるシーズン動員記録を更新するペースであり、メジャー全体でも1993年のコロラド・ロッキーズ、2008年のニューヨーク・ヤンキースに次いで、史上3球団目となる『シーズン400万人超え』の偉業が現実味を帯びている」

 同メディアによると、ド軍の来場者数が急増した理由について、1980年代の名投手で現在はドジャースの放送局『SportsNet LA』で専属解説員を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏が米スポーツ番組『Carlos Baerga Show』に出演し、次のように指摘したという。
 
「ドジャースの観客がこれほど多くなったのは、(MLB通算173勝の殿堂入り左腕)フェルナンド・バレンズエラのおかげでラテン系のファン層が非常に厚くなったからだと思うんだ」

 続けて、同氏は「彼は昨年(2024年10月22日、63歳没)に亡くなってしまったけれど、僕のマイナー時代の親友でもあった。観客数が3万人だった時代と比べると、今は4万5千人~5万人。増えた1万5千人は、きっとラテン系ファンの熱狂によるものだよ。彼らはドジャースの試合があると必ず耳を傾けている」と私見を述べた。

 その発言に対して、同メディアは「特に注目すべきなのは、今シーズンは名投手バレンズエラが球場に姿を見せない初めてのシーズンとなる」と強調。続けて、「ハーシュハイザー氏がこう語るのには理由がある。彼はド軍で13年間プレーし、その後は12年間、放送ブースからファンの反応を見続けてきた。2023年には球団レジェンドとして球団から表彰されている」と綴り、説得力の高い発言であることを伝えた。

 ドジャースは今季も、大谷翔平やムーキー・ベッツ、山本由伸の圧巻のパフォーマンスでファンを魅了し、ワールドシリーズ(WS)2連覇に向けて連日話題を集めている。一方で、球界のレジェンドであるハーシュハイザー氏が語ったように、バレンズエラ氏が築いたラテン系ファンとの深い絆もまた、ドジャー・スタジアムを連日満員にしている大きな要因の一つと言えるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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