ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、現地6月16日のサンディエゴ・パドレス戦で投手復帰する。
大谷はロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年9月に2度目の右肘手術。24年をリハビリ期間として投手登板はせずに打者に専念し、25年のマウンド復帰を目指していた。当初は5月頃の復帰と言われていたが、その後に秋のポストシーズンや7月のオールスター前後とさまざまな説が報じられるなど、復帰時期は未定だった。
大谷は10日に術後3度目のライブBPで44球を投げ込み。4度目のライブBPを経て、二刀流復帰を目指すとされていたが、そんな状況でドジャースが現地6月15日、「明日の試合(現地16日のパドレス戦)で大谷翔平が先発投手として登板する予定だ」と突如として発表したのだ。
現地14日に試合後、記者から投手復帰について問われた大谷は、「実戦形式の練習で球数を投げるのは、それだけ負荷が高い。もちろん、やらないよりはやった方が身体に返ってくる負担は大きいと思いますけど、必ず通らないといけない道なので、集中してどちらとも調整したい」と語っていた。
【動画】3度目のライブBPで44球を投げ込んだ大谷翔平
さらに「オールスター前の復帰の可能性は?」と聞かれた大谷は、質問した記者に「逆にどう思いますか?」と逆質問。質問者が「あなたに教えてもらいたい」と再度問いかけると、笑みを浮かべながら「まぁ、そんな感じですね」と早期復帰匂わせていた。
二刀流については、「球数によると思いますけど、前回の登板(ライブBP)も強度的に問題なかったですし、十分試合で投げられるレベルには近づいている」と語り、「去年はDHだけで出ましたけど、2つ同時にやっていくのが通常のスタイルではあるので、とくにあまり気にすることなく。(投手)復帰したら復帰したで、それが逆にいままで通りだと思って入れば、いいんじゃないかなと思います」とも明かしていた。
そんな大谷が、MLBの歴史にあらためて名を刻む。『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「オオタニが月曜日、このリストに新たな記録を加えるでしょう」として、「オールスターブレイク前に、本塁打を最も多く打った“投手”」のランキングを公表。
1位は33本塁打の大谷(21年)、2位が32本の大谷(23年)、3位が19本の大谷(22年)、4位が7本の大谷(18年)で、5位が6本のマイク・ハンプトン(01年)だと伝えた。
現在25本塁打の大谷が16日のパドレス戦に先発すれば、「オールスターブレイク前に、本塁打を最も多く打った“投手”」ランキングの3位に入り、「33-32-25-19-7」と大谷がトップ5を独占することになる。
数々のMLBの歴史を塗り替えてきた大谷の二刀流が、いよいよ復活する。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】「その時が来た」663日ぶりに復帰する“投手・大谷翔平”に米沸騰! LAメディア期待「驚異的かつ頼れるバッターであり優れた投手でもある」
【記事】「うわあああ」「ついにこの日が」ファン歓喜! 大谷翔平、待望のマウンド復帰へ、ロバーツ監督「可能性が高い」と明言
大谷はロサンゼルス・エンジェルス時代の2023年9月に2度目の右肘手術。24年をリハビリ期間として投手登板はせずに打者に専念し、25年のマウンド復帰を目指していた。当初は5月頃の復帰と言われていたが、その後に秋のポストシーズンや7月のオールスター前後とさまざまな説が報じられるなど、復帰時期は未定だった。
大谷は10日に術後3度目のライブBPで44球を投げ込み。4度目のライブBPを経て、二刀流復帰を目指すとされていたが、そんな状況でドジャースが現地6月15日、「明日の試合(現地16日のパドレス戦)で大谷翔平が先発投手として登板する予定だ」と突如として発表したのだ。
現地14日に試合後、記者から投手復帰について問われた大谷は、「実戦形式の練習で球数を投げるのは、それだけ負荷が高い。もちろん、やらないよりはやった方が身体に返ってくる負担は大きいと思いますけど、必ず通らないといけない道なので、集中してどちらとも調整したい」と語っていた。
【動画】3度目のライブBPで44球を投げ込んだ大谷翔平
さらに「オールスター前の復帰の可能性は?」と聞かれた大谷は、質問した記者に「逆にどう思いますか?」と逆質問。質問者が「あなたに教えてもらいたい」と再度問いかけると、笑みを浮かべながら「まぁ、そんな感じですね」と早期復帰匂わせていた。
二刀流については、「球数によると思いますけど、前回の登板(ライブBP)も強度的に問題なかったですし、十分試合で投げられるレベルには近づいている」と語り、「去年はDHだけで出ましたけど、2つ同時にやっていくのが通常のスタイルではあるので、とくにあまり気にすることなく。(投手)復帰したら復帰したで、それが逆にいままで通りだと思って入れば、いいんじゃないかなと思います」とも明かしていた。
そんな大谷が、MLBの歴史にあらためて名を刻む。『MLB.com』のサラ・ラングス記者は、「オオタニが月曜日、このリストに新たな記録を加えるでしょう」として、「オールスターブレイク前に、本塁打を最も多く打った“投手”」のランキングを公表。
1位は33本塁打の大谷(21年)、2位が32本の大谷(23年)、3位が19本の大谷(22年)、4位が7本の大谷(18年)で、5位が6本のマイク・ハンプトン(01年)だと伝えた。
現在25本塁打の大谷が16日のパドレス戦に先発すれば、「オールスターブレイク前に、本塁打を最も多く打った“投手”」ランキングの3位に入り、「33-32-25-19-7」と大谷がトップ5を独占することになる。
数々のMLBの歴史を塗り替えてきた大谷の二刀流が、いよいよ復活する。
構成●THE DIGEST編集部
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