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「こんな展開は全くの予想外だ」ブルワーズ地元記者も驚いた山本由伸の“自身最短KO”…1回途中5失点で7敗目「あっという間の出来事」

THE DIGEST編集部

2025.07.08

初回に5点を奪われて降板した山本由伸。(C)Getty Images

初回に5点を奪われて降板した山本由伸。(C)Getty Images

 悪夢のようなKO劇だ。

 現地7月7日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、敵地で行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発登板。初回に先制3ランを浴びるなど、メジャー自己最短の0回2/3を4安打5失点(自責3)で降板し、7敗目(8勝)を喫した。チームも1対9で敗れ、現地5月16~19日以来、今季2度目の4連敗を喫している。

 この日、いきなり二塁打と四球で無死一、二塁の走者を背負った山本は、なんとか2死二、三塁までこぎつけるが、続くアンドルー・ボーンに高めのスライダーを捉えられ、これが左越えへの3ランに。なおも安打と四球で2死一、二塁のピンチを招くと、遊撃ムーキー・ベッツの悪送球も絡み、まさかの1回途中5失点。わずか41球で降板となった。

 今季オールスター初選出が決まっている日本人右腕の炎上には、敵地記者も驚きを隠せない。ミルウォーキーの地元紙『Milwaukee Journal Sentinel』のカート・ホッグ記者は、公式Xを更新。ブルワーズ先発、フレディ・ペラルタの存在にも触れ、「球宴に選出されたナ・リーグ投手同士の対決で、こんな展開は全くの予想外だ」と反応している。

【動画】山本由伸が初回5失点で降板、大谷翔平は2安打1得点
 
 また、MLB公式サイトのブルワーズ番、アダム・マカルビー記者は、「ドジャースのブルペンが動揺し始めた」とリアルタイムで速報し、「1回を投げ切れないのは、彼のキャリアで初めてだ」と記述。さらに、地元ラジオ局『WTMJ』で番組ホストを務めるドミニク・コトロネオ氏は、まさかの急展開に困惑したのか「あっという間の出来事」と呟いていた。

 この結果、山本の防御率は試合前の2.51から2.77に。次回までにどう修正するか、エースの巻き返しに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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