負傷離脱していたロサンゼルス・ドジャースのタイラー・グラスノーが、ついに復帰する。現地７月６日、デーブ・ロバーツ監督が明らかにした。『MLB.com』でドジャースを担当するソニア・チェン記者が「ロバーツ監督は、９日のミルウォーキーでのシリーズ最終戦にグラスノーが先発すると語った」と報じた。

　これを受けて米誌『Sports Illustrated』は７日の記事で、「グラスノーが先発ローテーションに復帰する。ブレイク・スネル、佐々木朗希、トニー・ゴンソリンが負傷者リスト入りしているドジャースにとって、グラスノーの復帰はオールスター前の待望の補強になりそうだ」と期待を持って伝えた。

　31歳のグラスノーは今シーズン、５試合に先発して１勝０敗、防御率4.50。投球回数は18回で、23奪三振、11四球。４月27日のピッツバーグ・パイレーツ戦を最後に、肩の炎症で負傷者リスト入りしていた。

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  「２か月以上も欠場していたグラスノーにとって、オールスターブレイク前の先発復帰は有利に働くだろう。オールスターブレイク中に休養を取り、シーズン後半に向けて調整できるからだ。復帰戦でどの程度の球数を投げるのか分からないが、チームは慎重な姿勢で見守るはずだ」

　先発陣ではブレイク・スネル、佐々木朗希、トニー・ゴンソリンが負傷者リスト入りしているなか、ひと足早く戦列復帰するグラスノーが、どのような投球を見せてくれるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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