クリーブランド・ガーディアンズの守護神エマニュエル・クラッセが、トレード市場で注目を集めている。27歳の右腕は、MLBオールスターに２度選出された実績を持つ球界屈指のクローザーで、これまでもチームの勝利に大きく貢献してきた。
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　米スポーツメディア『ClutchPoints』によると、元ニューヨーク・メッツGMでMLBインサイダーのジム・デュケット氏は「クラッセに最もふさわしいのはロサンゼルス・ドジャースだ」と発言している。現時点でドジャースが具体的に動いているという情報はないが、“理想的な補強先”としてその名が挙がっているようだ。
  　クラッセは2024年シーズンに74試合に登板し、47セーブ、防御率0.61という驚異的な数字を残した。今季もここまで46試合に登板し、23セーブ、１ホールド、防御率2.74と引き続き安定した投球を見せており、ブルペンに不安を抱える球団にとっては垂涎の存在だ。

　クラッセがドジャースに加われば、混戦のポストシーズン争いにおける切り札となる可能性は十分にある。一方でガーディアンズも現地24日現在、ア・リーグ中地区２位でワイルドカード争いでもまだまだ可能性は残されているだけに、守護神の放出は悩ましいとこだろう。トレード市場の動向が注目される。

構成●THE DIGEST編集部

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