米セントルイスで現地時間7月26日に行なわれたセントルイス・カーディナルス対サンディエゴ・パドレス戦で、パドレスのマニー・マチャド三塁手が試合中に2度の死球を受け、激怒して両軍ベンチが総出となる騒ぎが発生した。パドレスが3-1で勝利した試合後、マチャドは元チームメイトで現カーディナルスコーチのジョン・ジェイについて「俺たちは『絶対に』友達じゃない」と断言するなど確執が表面化した。
【動画】「俺たちは絶対に友達じゃない」マチャドが元盟友にブチギレ(0分40秒ごろ)
騒動のきっかけは9回2死、カーディナルスの新人投手アンドレ・グラニーニョがマチャドに95.9マイルの速球を当てたことだった。この試合でマチャドは5回に続き、2度目の死球を受け、キャリア初の1試合2死球という経験に激怒した。球審や捕手に悪態をついて、マウンドを睨むという状況の中、両軍ベンチから選手が飛び出し、本塁付近で激しいもみ合いとなった。
特に注目されたのは、マチャドと元チームメイトのジェイコーチとの対立だった。米メディア『The Athletic』によると、両者はかつて親密な友人関係にあり、2016年にマチャドは「俺たちは305ボーイズと呼び合っている。俺とジョン・ジェイ、ヨンダー・アロンソ、ガビー・サンチェスの固い絆だ」と語っていた。さらにマチャドは完璧な一日について「ジェイの家を訪れること。あそこは男の夢の場所で、ありとあらゆるおもちゃがある。ジェットスキーに乗って、パドルボードもやる。ドミノゲームもするかもしれない」とも説明していた。
しかし現在、マチャドは友情が続いているという見方を一蹴。「そうだな」とマチャドは皮肉を込めて答え、「俺は本当の彼を知っている」と語った。関係が悪化した理由や、ジェイが何を言ったかについては明かすことを拒否したが、「そこに(当事者以外の)“他の誰か”が現れてペチャクチャわめき始めた。それで深刻な状態になったんだ」と騒動の渦中に現われたジェイコーチが何かを口走り、煽ったことが騒動を大きくしたとほのめかした。一方のジェイコーチは「チームを支えようとしただけだが、コーチとして何も言うべきではなかった」と述べるにとどめた。
この乱闘騒ぎでジェイコーチは退場処分となった。両チームには前日の試合でも乱闘があったため警告が出されていたが、主審はグラニーニョの死球を故意ではないと判断し、投手の退場は命じなかった。
今回の騒動は、元チームメイト同士の友情が完全に破綻していることを浮き彫りにし、カーディナルスとパドレスの因縁がさらに深まったことを示している。
構成●THE DIGEST編集部
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しかし現在、マチャドは友情が続いているという見方を一蹴。「そうだな」とマチャドは皮肉を込めて答え、「俺は本当の彼を知っている」と語った。関係が悪化した理由や、ジェイが何を言ったかについては明かすことを拒否したが、「そこに(当事者以外の)“他の誰か”が現れてペチャクチャわめき始めた。それで深刻な状態になったんだ」と騒動の渦中に現われたジェイコーチが何かを口走り、煽ったことが騒動を大きくしたとほのめかした。一方のジェイコーチは「チームを支えようとしただけだが、コーチとして何も言うべきではなかった」と述べるにとどめた。
この乱闘騒ぎでジェイコーチは退場処分となった。両チームには前日の試合でも乱闘があったため警告が出されていたが、主審はグラニーニョの死球を故意ではないと判断し、投手の退場は命じなかった。
今回の騒動は、元チームメイト同士の友情が完全に破綻していることを浮き彫りにし、カーディナルスとパドレスの因縁がさらに深まったことを示している。
構成●THE DIGEST編集部
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