愛知県名古屋市のIGアリーナで3日間にわたって開催された八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)主催のバスケットボールキャンプ「BLACK SAMURAI 2025」は、大盛況のうちに幕を閉じた。
最終日の8月20日には「THE SHOWCASE(ザ・ショーケース)」と題して、八村による公開ワークアウト、今季から本アリーナを本拠地とする名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの特別プログラム、キャンプ選抜選手による特別マッチが行なわれ、最後は八村がファンの質問にも答えるトークショーで締めくくられた。
今年7月に開業したばかりのIGアリーナは、最大収容人数1万7000人(着席1万5000人)を誇る国内最大級の屋内施設だ。今回の「THE SHOWCASE」は公式戦でもなく、試合を行なったのはキャンプに参加した中高生だったにもかかわらず、1万510人という集客を記録し、改めて日本バスケ界における“八村人気”を感じさせた。
キャンプで指導にあたったNBAの名コーチ、フィル・ハンディ氏も冒頭の挨拶で「とても美しい光景です。NBAで約15年間コーチを経験して、試合のために様々なアリーナを訪れましたが、皆さんは試合ではなく、この若者1人のためにここに集まった。皆さんのバスケットボールへの愛と情熱、彼へのサポートは本当に素晴らしいです」と驚嘆していた。
1万人を超えるバスケファンの熱を前に、対応に追われたのはアリーナのスタッフだ。
当日は開場予定の15時前から多くの入場者が押し寄せ、会場限定のグッズ販売エリアにはすぐさま長蛇の列ができた。
物販コーナーは2階通路脇の1か所しか用意されておらず、階段を経由して3階、さらに4階の奥まで列ができていた。人気商品は早々に売り切れ、1時間以上並んだ結果、目当ての品が買えず、オープニングに間に合わなかった人もいたのではないか。
新設アリーナとあってフードの売店やトイレの数は充実していたが、料理の待ち時間の長さや、モバイルオーダーのトラブルなども見受けられた。
とはいえ、イベント自体は充実の内容で、八村の終始楽しそうな表情やマイクパフォーマンス、中高生による見応えのある試合内容、サプライズで登場した富樫勇樹と馬瓜エブリンら豪華ゲストの存在もあって、好評の声であふれた。
八村は今後も継続的なキャンプの開催を示唆しており、日本バスケットボール界にとって唯一無二の一大イベントに発展していきそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
“167cmのビッグゲスト”に1万人が喝采!八村塁のキャンプに富樫勇樹がサプライズ登場、パリ五輪以来のチーム結成<DUNKSHOOT>
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「試合で2~3回のドリブル」のために基礎を徹底。八村塁が体現した“世界基準”のワークアウト<DUNKSHOOT>
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今年7月に開業したばかりのIGアリーナは、最大収容人数1万7000人(着席1万5000人)を誇る国内最大級の屋内施設だ。今回の「THE SHOWCASE」は公式戦でもなく、試合を行なったのはキャンプに参加した中高生だったにもかかわらず、1万510人という集客を記録し、改めて日本バスケ界における“八村人気”を感じさせた。
キャンプで指導にあたったNBAの名コーチ、フィル・ハンディ氏も冒頭の挨拶で「とても美しい光景です。NBAで約15年間コーチを経験して、試合のために様々なアリーナを訪れましたが、皆さんは試合ではなく、この若者1人のためにここに集まった。皆さんのバスケットボールへの愛と情熱、彼へのサポートは本当に素晴らしいです」と驚嘆していた。
1万人を超えるバスケファンの熱を前に、対応に追われたのはアリーナのスタッフだ。
当日は開場予定の15時前から多くの入場者が押し寄せ、会場限定のグッズ販売エリアにはすぐさま長蛇の列ができた。
物販コーナーは2階通路脇の1か所しか用意されておらず、階段を経由して3階、さらに4階の奥まで列ができていた。人気商品は早々に売り切れ、1時間以上並んだ結果、目当ての品が買えず、オープニングに間に合わなかった人もいたのではないか。
新設アリーナとあってフードの売店やトイレの数は充実していたが、料理の待ち時間の長さや、モバイルオーダーのトラブルなども見受けられた。
とはいえ、イベント自体は充実の内容で、八村の終始楽しそうな表情やマイクパフォーマンス、中高生による見応えのある試合内容、サプライズで登場した富樫勇樹と馬瓜エブリンら豪華ゲストの存在もあって、好評の声であふれた。
八村は今後も継続的なキャンプの開催を示唆しており、日本バスケットボール界にとって唯一無二の一大イベントに発展していきそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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