レブロン・ジェームズは今夏にロサンゼルス・レイカーズとの5200万ドルのプレーヤーオプションを行使し、2025-26シーズン終了後に完全FA(フリーエージェント)なることが決まった。
レブロンはキャリアの前半をクリーブランド・キャバリアーズ(2003~10、14~18)とマイアミ・ヒート(10~14)で過ごした後、2018年にレイカーズへ移籍。これまでヒートで2回、キャブズとレイカーズでそれぞれ1回、計4回の優勝を経験している。
新シーズンの開幕が近づくなか、レブロンの去就に大きな注目が集まっている。前述の通り、オフにプレーヤーオプションを行使したため、FAとなる来夏にレイカーズで引退するのか、それとも他球団へ移籍するのか、さまざまな憶測が飛び交っているのだ。
『ESPN』のスティーブン・A・スミスは、スポーツトーク番組『Stephen A. Smith Show』で、レブロンはロサンゼルスにとどまるより地元のキャブズに戻り、優勝を目指す方が良いと語った。
「もし私がレブロンなら、クリーブランドに戻ることを真剣に検討するだろう。ドノバン・ミッチェルやエバン・モーブリーらとともにキャブズでプレーする方が、LAに残るよりも優勝の可能性が高いと思う」
さらにスミスはこう付け加えた。
「LAでオクラホマシティ(サンダー)や健康なダラス(マーベリックス)を倒して優勝する姿は想像できない。でも、キャブズでミッチェルやモーブリーらと一緒なら、コビー(ブライアント)に並ぶ5回目の優勝も現実的だろう」
現在のレイカーズには、レブロン以外にも昨季加入したスーパースターのルカ・ドンチッチのほか、オースティン・リーブス、八村塁、ディアンドレ・エイトン、マーカス・スマートといったタレントがいる。
ただスミスが指摘したように、ウエスタン・カンファレンスには連覇を狙うサンダーを筆頭に、23年の王者デンバー・ナゲッツ、ケビン・デュラントを獲得したヒューストン・ロケッツなど強豪揃いで、プレーオフを勝ち上がるのは容易ではない。
一方のイーストは、24年の覇者ボストン・セルティックス、昨季ファイナリストのインディアナ・ペイサーズ、タレントが豊富なニューヨーク・ニックス、若手有望株が揃うデトロイト・ピストンズ、オーランド・マジックといった好チームこそあるが、全体の競争力はウエストより格段に下がる。
レブロンは16年にキャブズをフランチャイズ初優勝に導いた実績がある。もし2度目の古巣復帰となれば、ミッチェルやモーブリーらとの組み合わせで、チームを再び優勝候補に押し上げることができるだろう。
現役ながらすでに殿堂入りや欠番入りが確実視されるレブロン。バスケットボール史に名を残す“生ける伝説”のキャリアの最終章は、一体どんな結末が待ち受けているのか。
構成●ダンクシュート編集部
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『ESPN』のスティーブン・A・スミスは、スポーツトーク番組『Stephen A. Smith Show』で、レブロンはロサンゼルスにとどまるより地元のキャブズに戻り、優勝を目指す方が良いと語った。
「もし私がレブロンなら、クリーブランドに戻ることを真剣に検討するだろう。ドノバン・ミッチェルやエバン・モーブリーらとともにキャブズでプレーする方が、LAに残るよりも優勝の可能性が高いと思う」
さらにスミスはこう付け加えた。
「LAでオクラホマシティ(サンダー)や健康なダラス(マーベリックス)を倒して優勝する姿は想像できない。でも、キャブズでミッチェルやモーブリーらと一緒なら、コビー(ブライアント)に並ぶ5回目の優勝も現実的だろう」
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レブロンは16年にキャブズをフランチャイズ初優勝に導いた実績がある。もし2度目の古巣復帰となれば、ミッチェルやモーブリーらとの組み合わせで、チームを再び優勝候補に押し上げることができるだろう。
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