専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

名物識者がレブロンに古巣キャブズ復帰を提言「LAに残るよりも優勝の可能性が高い」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.09.29

レブロンの2度目のキャブズ復帰はあるのか、それとも“レイカー”として引退するのか。(C)Getty Images

レブロンの2度目のキャブズ復帰はあるのか、それとも“レイカー”として引退するのか。(C)Getty Images

 レブロン・ジェームズは今夏にロサンゼルス・レイカーズとの5200万ドルのプレーヤーオプションを行使し、2025-26シーズン終了後に完全FA(フリーエージェント)なることが決まった。

 レブロンはキャリアの前半をクリーブランド・キャバリアーズ(2003~10、14~18)とマイアミ・ヒート(10~14)で過ごした後、2018年にレイカーズへ移籍。これまでヒートで2回、キャブズとレイカーズでそれぞれ1回、計4回の優勝を経験している。

 新シーズンの開幕が近づくなか、レブロンの去就に大きな注目が集まっている。前述の通り、オフにプレーヤーオプションを行使したため、FAとなる来夏にレイカーズで引退するのか、それとも他球団へ移籍するのか、さまざまな憶測が飛び交っているのだ。

『ESPN』のスティーブン・A・スミスは、スポーツトーク番組『Stephen A. Smith Show』で、レブロンはロサンゼルスにとどまるより地元のキャブズに戻り、優勝を目指す方が良いと語った。

「もし私がレブロンなら、クリーブランドに戻ることを真剣に検討するだろう。ドノバン・ミッチェルやエバン・モーブリーらとともにキャブズでプレーする方が、LAに残るよりも優勝の可能性が高いと思う」

 さらにスミスはこう付け加えた。
 
「LAでオクラホマシティ(サンダー)や健康なダラス(マーベリックス)を倒して優勝する姿は想像できない。でも、キャブズでミッチェルやモーブリーらと一緒なら、コビー(ブライアント)に並ぶ5回目の優勝も現実的だろう」

 現在のレイカーズには、レブロン以外にも昨季加入したスーパースターのルカ・ドンチッチのほか、オースティン・リーブス、八村塁、ディアンドレ・エイトン、マーカス・スマートといったタレントがいる。

 ただスミスが指摘したように、ウエスタン・カンファレンスには連覇を狙うサンダーを筆頭に、23年の王者デンバー・ナゲッツ、ケビン・デュラントを獲得したヒューストン・ロケッツなど強豪揃いで、プレーオフを勝ち上がるのは容易ではない。

 一方のイーストは、24年の覇者ボストン・セルティックス、昨季ファイナリストのインディアナ・ペイサーズ、タレントが豊富なニューヨーク・ニックス、若手有望株が揃うデトロイト・ピストンズ、オーランド・マジックといった好チームこそあるが、全体の競争力はウエストより格段に下がる。

 レブロンは16年にキャブズをフランチャイズ初優勝に導いた実績がある。もし2度目の古巣復帰となれば、ミッチェルやモーブリーらとの組み合わせで、チームを再び優勝候補に押し上げることができるだろう。

 現役ながらすでに殿堂入りや欠番入りが確実視されるレブロン。バスケットボール史に名を残す“生ける伝説”のキャリアの最終章は、一体どんな結末が待ち受けているのか。

構成●ダンクシュート編集部

「レブロンには自分の物語を選ぶ権利がある」レイカーズGMが“キング”の去就に言及「彼はその権利を獲得した」<DUNKSHOOT> 

レブロンはレイカーズで引退するのか?リーグ関係者が言及「コビーのように“フェアウェルツアー”をやりたいのなら…」<DUNKSHOOT>

レブロンの記録はバードのキャリア2周分!?現役2大巨頭が他を圧倒【ポジション別得点ランキング | SF編】<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    10月10日(金)発売

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    10月2日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    9月20日(土)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    9月25日(木)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    9月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)