現地時間11月3日(日本時間4日)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と、NBAレジェンドのスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか/現サンズ・シニアアドバイザー)がホストを務めるポッドキャスト番組『Mind the Game』の最新回が公開された。
今回のゲストはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。『The Stephen Curry Interview (Part 1)』と題されたエピソードで、レブロンとカリーがトークを展開した。
NBAの2025-26シーズンが開幕して約2週間。リーグでは計103試合が行なわれ、公式戦に出場した選手の平均年齢は26.5歳、身長201cm、体重98kg。37歳のカリーは大ベテランの部類に入り、サイズも188cm・84kgと平均以下だ。
それでも、キャリア17年目を迎えたベテランは、リーグ10位の平均26.8点に3.6リバウンド、4.3アシスト、1.50スティールを残し、1試合の3ポイント成功数は4.4本で2位にランクする。
3ポイントでバスケットボール界へ革命を起こした“ゲームチェンジャー(変革者)”は、レギュラーシーズン通算4093本、プレーオフ通算650本でいずれもNBA歴代トップに君臨。シーズンにおける通算成功率42.29%でも同14位と、質・量ともに超人的なレベルにある。
そんなカリーに対し、レブロンは“オフボール”の状態の恐ろしさを指摘していた。
「この男はボールを持っていない時が一番危険なんだ。競争を好む者として、今では親友でもある彼とやり合う時、それがどんな意味を持つのか理解していない選手がいると、本当にストレスになる」
ウォリアーズにはトップ下やエルボーエリアからプレーメーキングをこなすドレイモンド・グリーンがいるほか、過去にはアンドレ・イグダーラもオフボールで動き回るカリーを見つけ出し、イージーショットを演出していた。
レブロンはこう続ける。
「本来なら、一番危険な選手がボールを手放したら、まず『よし俺はよくやった』と思うはずだ。でもこの男はボールを手放した時が一番危険なんだ。そして、さっき言ったように、あの統計はまさにその副産物なのさ。
リングへのアテンプトの45%は彼がコートにいる時のものだ。つまり、彼がボールを手放して動いている時、そして彼以外のみんなが同じように動く時にスリップ(スクリーナーがスクリーンに行くと見せかけて、ゴールへダイブする動き)が起こる。
ドレイモンドのレイアップやイグダーラのロブパス、ゲイリー・ペイトン二世のダンクなどは、あの連動があるからだ。ボールにエネルギーがあるというのは面白い話で、選手たちの動きにもエネルギーがある」
今回のゲストはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー。『The Stephen Curry Interview (Part 1)』と題されたエピソードで、レブロンとカリーがトークを展開した。
NBAの2025-26シーズンが開幕して約2週間。リーグでは計103試合が行なわれ、公式戦に出場した選手の平均年齢は26.5歳、身長201cm、体重98kg。37歳のカリーは大ベテランの部類に入り、サイズも188cm・84kgと平均以下だ。
それでも、キャリア17年目を迎えたベテランは、リーグ10位の平均26.8点に3.6リバウンド、4.3アシスト、1.50スティールを残し、1試合の3ポイント成功数は4.4本で2位にランクする。
3ポイントでバスケットボール界へ革命を起こした“ゲームチェンジャー(変革者)”は、レギュラーシーズン通算4093本、プレーオフ通算650本でいずれもNBA歴代トップに君臨。シーズンにおける通算成功率42.29%でも同14位と、質・量ともに超人的なレベルにある。
そんなカリーに対し、レブロンは“オフボール”の状態の恐ろしさを指摘していた。
「この男はボールを持っていない時が一番危険なんだ。競争を好む者として、今では親友でもある彼とやり合う時、それがどんな意味を持つのか理解していない選手がいると、本当にストレスになる」
ウォリアーズにはトップ下やエルボーエリアからプレーメーキングをこなすドレイモンド・グリーンがいるほか、過去にはアンドレ・イグダーラもオフボールで動き回るカリーを見つけ出し、イージーショットを演出していた。
レブロンはこう続ける。
「本来なら、一番危険な選手がボールを手放したら、まず『よし俺はよくやった』と思うはずだ。でもこの男はボールを手放した時が一番危険なんだ。そして、さっき言ったように、あの統計はまさにその副産物なのさ。
リングへのアテンプトの45%は彼がコートにいる時のものだ。つまり、彼がボールを手放して動いている時、そして彼以外のみんなが同じように動く時にスリップ(スクリーナーがスクリーンに行くと見せかけて、ゴールへダイブする動き)が起こる。
ドレイモンドのレイアップやイグダーラのロブパス、ゲイリー・ペイトン二世のダンクなどは、あの連動があるからだ。ボールにエネルギーがあるというのは面白い話で、選手たちの動きにもエネルギーがある」




