NBAの新シーズン開幕まで約1週間。激闘の幕が上がれば、怒涛の勢いで連日試合が繰り広げられていく。
そこで『THE DIGEST』では、開幕までに今季注目の記録を項目別に紹介していく。これまで公開したポジション別得点ランキング、アシストランキングに続き、今回はポジション別の3ポイント記録。まずはPG(ポイントガード)編だ。
※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け。記録はすべてレギュラーシーズンのもの
■PG通算3ポイント成功数TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):ステフィン・カリー*/4058本
2位(4):デイミアン・リラード*/2804本
3位(13):カイル・ラウリー*/2205本
4位(19):ジェイソン・キッド/1988本
5位(23): マイク・コンリー*/1930本
6位(25):カイリー・アービング*/1876本
7位(26):クリス・ポール*/1860本
8位(29):チャンシー・ビラップス/1830本
9位(37):スティーブ・ナッシュ/1685本
10位(39):ケンバ・ウォーカー/1670本
3ポイントシュートは2000年代以降、リーグ全体で爆発的に試投数が増えたとあって、引退した選手を含め現代の選手がランキングに並んでいる。
その世界的なトレンドを生み出した張本人とも言えるカリーは、ポジションに関係なく、3ポイントの記録で他を圧倒している。
プロ入りから3年目まではケガの影響で通算372本と1試合平均2本の成功ペースだったが、4年目からは272→261→286本と数字を伸ばし、当時のシーズン記録(レイ・アレンの269本)を2度更新。そして7年目の2015-16シーズンには、前人未到の年間402本という大記録を打ち立てた。
恐るべきは、この間すべてシーズン成功率が42%を超えていたことで、402本の歴史的シーズンは自己ベストの45.4%をマークしている。キャッチ&シュート主体ではなく、自らのドリブルから3ポイントを狙う彼のようなスタイルの選手としては驚異的な確率だ。
カリーは4年目以降の13シーズンで、8度リーグ最多の成功数を記録。37歳となった昨季もリーグ3位の311本(平均4.4本は1位)を決めており、まだまだ数字を伸ばしそうだ。
PG内で2位、歴代4位のリラードはスタイル的に唯一カリーに対抗できる存在だったが、今季はアキレス腱断裂のリハビリのため全休が濃厚。その他の現役では、3位に今季20年目のラウリー、5位に19年目のコンリーと息の長いベテランが続く。7位のポールは、開幕から長期離脱が決定しているアービングが休んでいるうちに、順位を上げそうだ。
レジェンド組では、シューターのイメージが薄いキッドがキャリア後半に数字を伸ばして4位に。ビラップス、ナッシュといった名手もランクインしているが、彼らの記録を見ると余計に、カリーの異常ぶりがわかる。
構成●ダンクシュート編集部
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※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(1):ステフィン・カリー*/4058本
2位(4):デイミアン・リラード*/2804本
3位(13):カイル・ラウリー*/2205本
4位(19):ジェイソン・キッド/1988本
5位(23): マイク・コンリー*/1930本
6位(25):カイリー・アービング*/1876本
7位(26):クリス・ポール*/1860本
8位(29):チャンシー・ビラップス/1830本
9位(37):スティーブ・ナッシュ/1685本
10位(39):ケンバ・ウォーカー/1670本
3ポイントシュートは2000年代以降、リーグ全体で爆発的に試投数が増えたとあって、引退した選手を含め現代の選手がランキングに並んでいる。
その世界的なトレンドを生み出した張本人とも言えるカリーは、ポジションに関係なく、3ポイントの記録で他を圧倒している。
プロ入りから3年目まではケガの影響で通算372本と1試合平均2本の成功ペースだったが、4年目からは272→261→286本と数字を伸ばし、当時のシーズン記録(レイ・アレンの269本)を2度更新。そして7年目の2015-16シーズンには、前人未到の年間402本という大記録を打ち立てた。
恐るべきは、この間すべてシーズン成功率が42%を超えていたことで、402本の歴史的シーズンは自己ベストの45.4%をマークしている。キャッチ&シュート主体ではなく、自らのドリブルから3ポイントを狙う彼のようなスタイルの選手としては驚異的な確率だ。
カリーは4年目以降の13シーズンで、8度リーグ最多の成功数を記録。37歳となった昨季もリーグ3位の311本(平均4.4本は1位)を決めており、まだまだ数字を伸ばしそうだ。
PG内で2位、歴代4位のリラードはスタイル的に唯一カリーに対抗できる存在だったが、今季はアキレス腱断裂のリハビリのため全休が濃厚。その他の現役では、3位に今季20年目のラウリー、5位に19年目のコンリーと息の長いベテランが続く。7位のポールは、開幕から長期離脱が決定しているアービングが休んでいるうちに、順位を上げそうだ。
レジェンド組では、シューターのイメージが薄いキッドがキャリア後半に数字を伸ばして4位に。ビラップス、ナッシュといった名手もランクインしているが、彼らの記録を見ると余計に、カリーの異常ぶりがわかる。
構成●ダンクシュート編集部
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