現地時間11月7日(日本時間8日、日付は以下同)、サクラメント・キングスは、ホームのゴールデン1・センターで昨季王者オクラホマシティ・サンダーに101-132で大敗し、ウエスタン・カンファレンス10位から12位の3勝6敗(勝率33.3%)へと順位を落とした。
キングスが完敗した要因のひとつは、先発センターのドマンタス・サボニス(平均14.5点、14.2リバウンド、4.0アシスト)が肋骨の負傷で2戦連続で欠場したこと。インサイドの要の不在により、キングスはペイントエリアの得点(34-60)、リバウンド数(38-52)で圧倒された。
サンダーはビッグマンのアイザイア・ハーテンスタインがキャリアハイの33得点に19リバウンド、3アシスト、3ブロック。さらにエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーが30得点、3アシスト、2スティール、エイジェイ・ミッチェルが18得点、5リバウンド、10アシスト、3スティール、ケイソン・ウォーレスが15得点、アイザイア・ジョーが14得点、6リバウンド、チェット・ホルムグレンが10得点、7リバウンドをマーク。
一方のキングスは、かつてサンダーで11年間プレーしたラッセル・ウエストブルックが3ポイント5本を含む24得点に6リバウンド、9アシスト、デマー・デローザンが18得点、5リバウンド、3アシスト、ドリュー・ユーバンクスが16得点、2ブロック、マリーク・モンクが15得点を残した。
ウエストブルックは3日のデンバー・ナゲッツ戦(26得点、12リバウンド、6アシスト、2スティール)、5日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(23得点、16リバウンド、10アシスト)に続き、これで3試合連続の20得点超えとなった。
ウエストブルックは2008年から2019年までサンダーに在籍。当時のチームメイトは全員が退団しているが、キャリア3年目のウォーレスは、試合前に行なわれたシュートアラウンドで、“球団の偉大な先輩”についてこう語っていた。
「彼は本当にハードにプレーしている。それこそみんなが彼に求めていることなんだ。彼のプレーをリスペクトしなきゃいけない。彼はすごいエナジーを持ち込んでくるから、僕らは試合の最初からそれに応えないといけないね」
キャリア18年目の大ベテランになったとはいえ、ウエストブルックの無尽蔵のエナジーは健在。積極果敢なボールプッシュから得点するほか、味方へ鋭いパスを通して得点機会を提供し、リバウンドやディフェンスでも誰が相手でも臆せず立ち向かっている。
11月7日に22歳になったばかりのウォーレスと、12日に37歳を迎えるウエストブルックには一回り以上の年齢差がある。ウエストブルックのNBAデビュー時はまだ4歳の少年だったウォーレスは、“大先輩”のプレーについて「全然、驚いてはいないよ」と返答していた。
「彼はもう何年もそうしてきたけど、何も変わっていない。リーグに来た時からずっと同じ人間さ。すごいことだよね。彼の活躍を嬉しく思う。長年リーグにいて、彼のことは誰もが知っている。永遠に記憶に残る選手になるだろうね。だから敬意を表するよ」
サンダー退団後はジャーニーマン化し、今季は開幕直前にキングス入りが決まったウエストブルック。それでもベテランガードのエネルギッシュなプレーぶりは、若手にも強烈なインパクトを与えているようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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一方のキングスは、かつてサンダーで11年間プレーしたラッセル・ウエストブルックが3ポイント5本を含む24得点に6リバウンド、9アシスト、デマー・デローザンが18得点、5リバウンド、3アシスト、ドリュー・ユーバンクスが16得点、2ブロック、マリーク・モンクが15得点を残した。
ウエストブルックは3日のデンバー・ナゲッツ戦(26得点、12リバウンド、6アシスト、2スティール)、5日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦(23得点、16リバウンド、10アシスト)に続き、これで3試合連続の20得点超えとなった。
ウエストブルックは2008年から2019年までサンダーに在籍。当時のチームメイトは全員が退団しているが、キャリア3年目のウォーレスは、試合前に行なわれたシュートアラウンドで、“球団の偉大な先輩”についてこう語っていた。
「彼は本当にハードにプレーしている。それこそみんなが彼に求めていることなんだ。彼のプレーをリスペクトしなきゃいけない。彼はすごいエナジーを持ち込んでくるから、僕らは試合の最初からそれに応えないといけないね」
キャリア18年目の大ベテランになったとはいえ、ウエストブルックの無尽蔵のエナジーは健在。積極果敢なボールプッシュから得点するほか、味方へ鋭いパスを通して得点機会を提供し、リバウンドやディフェンスでも誰が相手でも臆せず立ち向かっている。
11月7日に22歳になったばかりのウォーレスと、12日に37歳を迎えるウエストブルックには一回り以上の年齢差がある。ウエストブルックのNBAデビュー時はまだ4歳の少年だったウォーレスは、“大先輩”のプレーについて「全然、驚いてはいないよ」と返答していた。
「彼はもう何年もそうしてきたけど、何も変わっていない。リーグに来た時からずっと同じ人間さ。すごいことだよね。彼の活躍を嬉しく思う。長年リーグにいて、彼のことは誰もが知っている。永遠に記憶に残る選手になるだろうね。だから敬意を表するよ」
サンダー退団後はジャーニーマン化し、今季は開幕直前にキングス入りが決まったウエストブルック。それでもベテランガードのエネルギッシュなプレーぶりは、若手にも強烈なインパクトを与えているようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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