現地時間11月18日、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでユタ・ジャズに140-126で逆転勝利。坐骨神経痛で開幕から欠場していたレブロン・ジェームズの今季初戦を見事勝利で飾った。
試合前の選手紹介で最初に名前が呼ばれた背番号23は、シュート試投は7本にとどまり11得点に終わったものの、持ち前のバスケIQと視野の広さを武器に味方のイージーバスケットを演出し、ゲームハイの12アシストを記録。
大黒柱の帰還にチームメイトは大喜びで、ルカ・ドンチッチが37得点、10アシスト、ディアンドレ・エイトンが20得点、14リバウンド、オースティン・リーブスが26得点、ジェイク・ラレイビアが16得点をマークした。
レイカーズでレブロンに次ぐ古株のリーブスは、待望の復帰を喜びつつ、Gリーグで調整していた大ベテランに“先輩面”し、ジョークで笑いを誘った。
「あそこにいるのは、なかなか良いGリーグの選手だね。Gリーグが彼を育てたんだ」
リーブスは、息子ブロニーが先発した日(15日のミルウォーキー・バックス戦)に、父レブロンがGリーグで調整していたことについても「父親がGリーグにいる日に息子がNBAで先発するなんて、なかなかないよね」と面白がっていた。
レブロンにとっては昨季プレーオフ1回戦の第5戦以来、約7か月ぶりの公式戦出場となったが、コート上での存在感は別格。ドンチッチは“相棒”を称賛しつつ、今も高いレベルでプレーを続ける姿に驚きを隠せない様子だった。
「正直、彼と一緒にプレーできることが特別なんだ。23年目だよ? あり得ない。彼とコートを共有できるだけで特別なことさ。他の誰にもできないことをやる選手だし、僕たちみんなを助けてくれる。復帰初戦なのに素晴らしかった。これからもっと一緒にプレーするのが楽しみだよ」
レイカーズのJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)も40歳の大ベテランを高く評価。
「彼は正しいスピリットでプレーしていた。とても利他的で、パスを出す意識が高かった。ドライブもシュートも、チャンスがある時にはしっかり打っていた」
復帰前にはドンチッチとリーブス中心の現在のチームに「フィットしないのでは?」という声もあったが、この日のパフォーマンスでそうした懐疑論を黙らせ、どんな役割にも適応できる万能性を示した。
試合後、本人はこう語った。
「(昨日の)練習後にも言ったけど、俺は誰とでも合わせられる。そもそも、なんでそんな疑問が出てくるのかわからない。周りの人間はどうなってるんだ?
最初の14試合を欠場している間は、ゲームを見ながら、自分がどのポジションでチームを助けられるか、どうプレーすれば成功につながるかを考えていた。今でも、俺がドライブすれば多くのディフェンスの目を引きつけられる。そういう部分で貢献できるんだ」
頼れる男が戦列に戻り、完全体となったレイカーズ。2020年以来6シーズンぶりの王座奪還に向け、ここからさらに調子を上げていきそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
「自分のデビュー後に生まれた選手が82人…」NBA史上初の23年目を始動させたレブロンの“長寿ぶり”を示すデータ<DUNKSHOOT>
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リーブスは、息子ブロニーが先発した日(15日のミルウォーキー・バックス戦)に、父レブロンがGリーグで調整していたことについても「父親がGリーグにいる日に息子がNBAで先発するなんて、なかなかないよね」と面白がっていた。
レブロンにとっては昨季プレーオフ1回戦の第5戦以来、約7か月ぶりの公式戦出場となったが、コート上での存在感は別格。ドンチッチは“相棒”を称賛しつつ、今も高いレベルでプレーを続ける姿に驚きを隠せない様子だった。
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試合後、本人はこう語った。
「(昨日の)練習後にも言ったけど、俺は誰とでも合わせられる。そもそも、なんでそんな疑問が出てくるのかわからない。周りの人間はどうなってるんだ?
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頼れる男が戦列に戻り、完全体となったレイカーズ。2020年以来6シーズンぶりの王座奪還に向け、ここからさらに調子を上げていきそうだ。
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