９月２日、FIBAバスケットボールワールドカップの順位決定リーグで日本代表はカーボベルデと戦い、80―71の快勝を収めた。これで通算３勝目を挙げ、アジア最上位が確定。見事にパリ五輪の出場権を奪取した。
【動画】日本代表がパリ五輪出場権を獲得！ カーボベルデ戦、タイムアップの瞬間の大熱狂をチェック！

　攻守両面でのハイパフォーマンスを披露した代表選手たちとともに、ネット上で大絶賛されたのが、テレビ朝日の実況席で解説を担当した日本女子バスケットボール代表の馬瓜エブリンだ。深い技術考察とウィットに富んだ語り口調、そして巧みな感情の上げ下げと、今大会を通して広く視聴者に認知された格好だ。

　カーボベルデ戦では度重なる３ポイントゲットに「解説をさせてくれない！」と叫び、会場の大声援には「天井が吹き飛びそうだ！」と独特の表現。富永啓生が狙いを定めると「打っていいんだ、それでこそシューターだ！」と発破をかけ、馬場雄大がダンクの体勢に入ると「魅せてくれ！」と実況を加えた。

　日本のスピーディな攻めを展開した場面では、「喋らないほうがいいな」と話すなど、随所で“エブリン節”が炸裂。最後のスリリングな局面では「行こうよ、パリ行こうよ」と、ファンとともに祈りを込め、最後は涙声で「漫画でも描けないよ、これは…」と呟いてパリ五輪行きを祝福した。
  　ネッツ上ではエブリン解説への賛辞が後を絶たない。

「彼女のおかげでバスケが好きになった」
「聞いてるこっちも楽しくなるよ」
「ある意味でエブリンの大会でもあったな」
「本当にバスケ好きなんだろうなぁって伝わってくる」
「聡明さと人柄の良さの両方がわかる」
「松木安太郎度が増している」
「不安な流れでも安心させてくれるから好き」
「言葉選びが天才的」

　などなど、好意的なメッセージが溢れている。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】八村塁、渡邊雄太に続くか？ 河村勇輝のNBA進出に熱視線も”低身長”に米疑問符「障害だらけだろう」【バスケW杯】

【関連記事】「試合を台無しに...」中国３連敗の“屈辱的な記録”に母国メディアも嘆き節！「五輪出場権は高確率で日本が手にする」

【関連記事】「美しい女性が泣いている！」日本の女優がバスケＷ杯で流した“涙”に中国反響拡大！「実は馬場雄大の妻だった」