現地時間12月４日、NBAが今季第６週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからニューヨーク・ニックスのジュリアス・ランドル、ウエスタン・カンファレンスからサクラメント・キングスのディアロン・フォックスが選出された。

　11月27日（月）から12月３日（日）の期間中、３試合に出場したランドルは平均24.7点（フィールドゴール成功率54.9％）、13.3リバウンド、7.3アシストをマーク。チームを３連勝に導き今季初、通算３回目の週間MVPに輝いた。なお、ニックスからは第４週のジェイレン・ブランソンに続いて、直近３週間で２人目の受賞となった。

　11月29日に29歳の誕生日を迎えたランドルは、この週の３試合すべてで20得点、10リバウンド、５アシスト以上を奪取。とりわけインシーズン・トーナメントのグループステージ最終戦となった28日のシャーロット・ホーネッツ戦では25得点、20リバウンドの活躍で、チームのワイルドカード獲得に貢献した。

　直近13試合で10勝と好調なニックスは、現在12勝７敗でイースト４位タイ。インシーズン・トーナメントの準々決勝では明日、敵地でミルウォーキー・バックスと対戦する。
  　一方、11勝７敗でウエスト４位のキングスを牽引するフォックスは、期間中に平均31.7点（フィールドゴール成功率50.8％）、6.0リバウンド、8.7アシスト、1.67スティールと攻守に躍動。チームの２勝１敗に貢献し、第４週に続いて今季２回目、通算５回目の選出となった。

　25歳のスピードスターは、29日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で40得点を叩き出すと、12月２日のデンバー・ナゲッツ戦ではキャリアハイの16アシストを供給。11月28日に行なわれたインシーズン・トーナメントのゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では29得点、９リバウンド、７アシストの働きでチームを逆転勝利に導いた。

　インシーズン・トーナメントのグループステージ全勝で決勝トーナメントに駒を進めたキングスは、４日の準々決勝でニューオリンズ・ペリカンズに敗退。フォックスはゲーム最多タイの30得点をあげたが、ラスベガスで開催される準決勝行きを逃している。

構成●ダンクシュート編集部

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