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NBA

元ウォリアーズGMがカリーとレブロンの共演を希望「あの2人はコート上で互いを補完し合える完璧な組み合わせだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.03.18

レブロンとカリーの共演はファンにとって夢のような話だが、残念ながらNBAで2人が同じユニフォームを着る可能性は低そうだ。(C)Getty Images

レブロンとカリーの共演はファンにとって夢のような話だが、残念ながらNBAで2人が同じユニフォームを着る可能性は低そうだ。(C)Getty Images

 3月16日(日本時間17日、日付は以下同)、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとロサンゼルス・レイカーズによる今季3度目の対決は、アウェーのウォリアーズが128-121で勝利。対戦成績を2勝1敗とした。

 試合は第1クォーター終盤にレイカーズのアンソニー・デイビスが相手選手に目を突かれるアクシデントで途中退場し、終盤にはショットクロック故障などもあって約20分間も中断になる珍しい展開となるなか、右足首捻挫から復帰したステフィン・カリーが31得点、6リバウンド、5アシスト、2スティールでウォリアーズを牽引。

 さらにシックスマンのクレイ・トンプソンが5本の3ポイント成功を含む26得点に4リバウンド、3アシスト、ジョナサン・クミンガが23得点、4アシスト、アンドリュー・ウィギンズが16得点、6リバウンド、トレイス・ジャクソン・デイビスが10得点、4アシスト、2ブロック、ドレイモンド・グリーンが12リバウンド、13アシストと続いた。

 プレーイン・トーナメントのスポット争いが激化している現在。勝利したウォリアーズは35勝31敗(勝率53.0%)でウエスタン・カンファレンス9位へ浮上し、36勝32敗(勝率52.9%)のレイカーズがゲーム差なしも勝率の差で10位へ転落。両チームは4月9日に今季最終戦が組まれている。
 
 ウォリアーズのカリー、そしてこの試合でゲームハイの40得点に8リバウンド、9アシストを奪ったレイカーズのレブロン・ジェームズは、公式戦(レギュラーシーズン&プレーオフ)で通算50度目の直接対決を終え、カリーが27勝23敗で勝ち越している。

 39歳のレブロン(21年目)と、36歳のカリー(15年目)は、現在もリーグトップレベルの力を維持。近年はスター選手がタッグを組んで優勝を目指すケースが多く見られるが、NBAの同じチームでこの2人を見たいというファンも少なくないだろう。

 それはリーグ関係者も同様だったようだ。昨年5月末までウォリアーズのバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャー(GM)を務め、現在は米スポーツ専門局『ESPN』のアナリストとして活躍するボブ・マイヤーズは、16日の試合前に『NBA Countdown』に出演し、こう口にしていた。

「私の願望を知っているかい? それは1シーズン、同じチームで(カリーとレブロンが)プレーするのを見ることさ。なぜかって? あの2人は互いを補完し合える完璧な組み合わせだからだ。

 あの2人はメガスターであり、NBAで最も有名な選手だ。カリーとレブロンは、バスケットボールのコートでこれ以上ないほど最高な組み合わせなのさ。レブロンはポイントフォワードで歴代でもベストパサーの1人、カリーはオフボールで動くことに長けている」
 
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