現地時間9月13日(日本時間14日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンと、NFLインサイダーのジョーダン・シュルツによるポッドキャスト番組『Why is Draymond Green talking about football?』の最新エピソードが公開された。
今回、グリーンは今夏にロサンゼルス・クリッパーズからフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍したポール・ジョージへ“警告”していた。
プレーヤーオプションを破棄して完全FA(フリーエージェント)になったジョージは、大型トレードでウォリアーズへ移籍し、グリーンやステフィン・カリーと一緒にプレーする可能性もあった。しかしシクサーズ行きを選択し、NBAキャリア15年目を迎える。
シクサーズにはジョエル・エンビード、タイリース・マキシー、ケリー・ウーブレイJr.、ケイレブ・マーティンといった有能な選手たちが揃い、イースタン・カンファレンス上位進出候補に挙がっている。
そうしたなか、グリーンは「ポール・ジョージには頑張れよと言いたいね。いいプレーをするんなら問題ない。だがそうでないと、あそこのファンが彼を押しつぶすだろうな」と警鐘を鳴らしていた。
「なんでかって?あそこのファンは過去に3番(スモールフォワード)で嫌な思いをしているからだ。トバイアス・ハリス(現デトロイト・ピストンズ)がいたからね。彼らは彼(ハリス)が期待に応えたとは決して思っていないだろうから」
フィラデルフィアはスポーツが盛んで、熱狂的なファンは対戦相手だけでなく、自チームの選手であろうと、いいプレーをしていなければ容赦なく批判を浴びせる。
「フィリー側に問題があるのは知っているよな?フィリーのファンは相手チームよりも自チームの選手たちへ厳しく当たるんだ。自分たちのチームの選手たちであろうとやっつけてしまうんだ」
グリーンはそう語り、シクサーズ入りしたジョージのことを心配していた。もっとも、ジョージはシクサーズの入団会見で、そうした批判に対して“歓迎”するかのようにこう発言していた。
「批判的になってくれて構わない。それが俺自身、それにチームへうまく働きかけてくれると思う。楽しみにしているよ。どんな時であっても、俺は恐れたりしないし、そこから遠ざかったりはしない」
ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)の下、豪華な先発陣を形成したシクサーズ。長丁場のシーズンではケガ人も出てくるだろうが、ベンチにもカイル・ラウリー、レジー・ジャクソン、エリック・ゴードン、KJ・マーティン、ガーション・ヤブセレ、アンドレ・ドラモンドが控えていることから、今季はイースト上位の戦績を残すことができるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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今回、グリーンは今夏にロサンゼルス・クリッパーズからフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ移籍したポール・ジョージへ“警告”していた。
プレーヤーオプションを破棄して完全FA(フリーエージェント)になったジョージは、大型トレードでウォリアーズへ移籍し、グリーンやステフィン・カリーと一緒にプレーする可能性もあった。しかしシクサーズ行きを選択し、NBAキャリア15年目を迎える。
シクサーズにはジョエル・エンビード、タイリース・マキシー、ケリー・ウーブレイJr.、ケイレブ・マーティンといった有能な選手たちが揃い、イースタン・カンファレンス上位進出候補に挙がっている。
そうしたなか、グリーンは「ポール・ジョージには頑張れよと言いたいね。いいプレーをするんなら問題ない。だがそうでないと、あそこのファンが彼を押しつぶすだろうな」と警鐘を鳴らしていた。
「なんでかって?あそこのファンは過去に3番(スモールフォワード)で嫌な思いをしているからだ。トバイアス・ハリス(現デトロイト・ピストンズ)がいたからね。彼らは彼(ハリス)が期待に応えたとは決して思っていないだろうから」
フィラデルフィアはスポーツが盛んで、熱狂的なファンは対戦相手だけでなく、自チームの選手であろうと、いいプレーをしていなければ容赦なく批判を浴びせる。
「フィリー側に問題があるのは知っているよな?フィリーのファンは相手チームよりも自チームの選手たちへ厳しく当たるんだ。自分たちのチームの選手たちであろうとやっつけてしまうんだ」
グリーンはそう語り、シクサーズ入りしたジョージのことを心配していた。もっとも、ジョージはシクサーズの入団会見で、そうした批判に対して“歓迎”するかのようにこう発言していた。
「批判的になってくれて構わない。それが俺自身、それにチームへうまく働きかけてくれると思う。楽しみにしているよ。どんな時であっても、俺は恐れたりしないし、そこから遠ざかったりはしない」
ニック・ナースHC(ヘッドコーチ)の下、豪華な先発陣を形成したシクサーズ。長丁場のシーズンではケガ人も出てくるだろうが、ベンチにもカイル・ラウリー、レジー・ジャクソン、エリック・ゴードン、KJ・マーティン、ガーション・ヤブセレ、アンドレ・ドラモンドが控えていることから、今季はイースト上位の戦績を残すことができるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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