2023-24シーズンのNBAで最も期待外れだったチームのひとつがミルウォーキー・バックスだろう。
2021年のチャンピオンは、王座奪還を期すべく昨季開幕前にデイミアン・リラードを獲得。ヤニス・アデトクンボとの超強力デュオを完成させ、リーグ制覇の最右翼と目されていた。
ところが、レギュラーシーズンは49勝33敗(勝率59.8%)の成績でイースタン・カンファレンスの第3シードにとどまり、プレーオフでも1回戦でインディアナ・ペイサーズに2勝4敗で敗北。これで2年続けてファーストラウンド敗退となってしまった。
ただ、この原因が主力の故障離脱にあるのは間違いない。ヤニスはシーズン終盤に左ふくらはぎを負傷しプレーオフを全休、リラードもアキレス腱を痛め第4、5戦を欠場。クリス・ミドルトンとブルック・ロペスは全6試合に出場したものの、大黒柱が不在、片翼もコンディション不良とあっては、勝ち上がれなかったのも仕方がないだろう。
そのため、チームのフロントはコアメンバーが健康体であったならば今でも優勝が狙える位置にいると考えているようだ。バックスのアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)を務めるミルト・ニュートンは、出演したポッドキャスト番組『Hear District』で、ヤニスとリラード、ミドルトンのコンディションが万全なら無敵であると主張した。
「健康なデイム(リラードの愛称)、健康なヤニス、健康なクリス。我々はプレーオフでそれを見ていない。もしそれが実現すれば、無敵のチームになれるだろうと信じている」
確かに、その3人が万全の状態で揃ったならば、どのチームにとっても脅威の存在になるだろう。
その一方、レギュラーシーズンでミドルトンは27試合に欠場したものの、ヤニスとリラードがともに73試合に出場しながらディフェンスの崩壊で50勝にすら届かなかったのも事実。はたして故障さえなければ本当に強いのか、今季はその真価が問われそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】並外れた身体能力とド迫力のダンクでスター街道を驀進!“グリーク・フリーク”ヤニス・アデトクンボの厳選ショット集!
2021年のチャンピオンは、王座奪還を期すべく昨季開幕前にデイミアン・リラードを獲得。ヤニス・アデトクンボとの超強力デュオを完成させ、リーグ制覇の最右翼と目されていた。
ところが、レギュラーシーズンは49勝33敗(勝率59.8%)の成績でイースタン・カンファレンスの第3シードにとどまり、プレーオフでも1回戦でインディアナ・ペイサーズに2勝4敗で敗北。これで2年続けてファーストラウンド敗退となってしまった。
ただ、この原因が主力の故障離脱にあるのは間違いない。ヤニスはシーズン終盤に左ふくらはぎを負傷しプレーオフを全休、リラードもアキレス腱を痛め第4、5戦を欠場。クリス・ミドルトンとブルック・ロペスは全6試合に出場したものの、大黒柱が不在、片翼もコンディション不良とあっては、勝ち上がれなかったのも仕方がないだろう。
そのため、チームのフロントはコアメンバーが健康体であったならば今でも優勝が狙える位置にいると考えているようだ。バックスのアシスタントGM(ゼネラルマネージャー)を務めるミルト・ニュートンは、出演したポッドキャスト番組『Hear District』で、ヤニスとリラード、ミドルトンのコンディションが万全なら無敵であると主張した。
「健康なデイム(リラードの愛称)、健康なヤニス、健康なクリス。我々はプレーオフでそれを見ていない。もしそれが実現すれば、無敵のチームになれるだろうと信じている」
確かに、その3人が万全の状態で揃ったならば、どのチームにとっても脅威の存在になるだろう。
その一方、レギュラーシーズンでミドルトンは27試合に欠場したものの、ヤニスとリラードがともに73試合に出場しながらディフェンスの崩壊で50勝にすら届かなかったのも事実。はたして故障さえなければ本当に強いのか、今季はその真価が問われそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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