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NBA

キャブズから2勝、セルティックスから1勝と“大物食い”が目立つホークス。主砲ヤングは「自分らの力を見せつけられた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.12.01

強豪から立て続けに勝利したことで、ヤングはチームに自信を深めている。(C)Getty Images

強豪から立て続けに勝利したことで、ヤングはチームに自信を深めている。(C)Getty Images

 現地時間11月29日(日本時間30日、日付は以下同)、アトランタ・ホークスは本拠地ステイトファーム・アリーナでクリーブランド・キャバリアーズ相手に117-101で勝利を収めた。

 今季、NBA歴代2位タイの開幕15連勝を飾ったキャブズは、ドノバン・ミッチェルやダリアス・ガーランド、エバン・モーブリー、ジャレット・アレンといった実力者たちを擁し、この試合を終えた時点でリーグベストの17勝3敗(勝率85.0%)を記録。ただ、そのうち2敗はここまで9勝11敗(勝率45.0%)でイースタン・カンファレンス7位にいるホークスに喫したもので、27日も124-135で敗れていた。

 29日の試合では、ホークスはディアンドレ・ハンターがチーム最多の23得点に5リバウンド、トレイ・ヤングが21得点、11アシストのダブルダブル、ジェイレン・ジョンソンが20得点、9リバウンド、7アシストを残し、計6選手が2桁得点。ミッチェルに対しては今季スティールでリーグトップの平均3.1本を残すダイソン・ダニエルズを中心に上手く対処し、12得点に抑え込んだ。
 
 ホークスは今季リーグワーストの2勝15敗(勝率11.8%)に沈むワシントン・ウィザーズに、その2勝を献上する脆さこそあるものの、12日には司令塔兼得点源のヤングを欠きながら、現在16勝3敗(勝率84.2%)でリーグ2位にいるボストン・セルティックス相手に敵地で117-116の勝利を飾るなど、“大物食い”が光る。

 なお、29日はエミレーツNBAカップ(旧インシーズン・トーナメント)のグループリーグ6日目で、イーストのグループCではホークスとセルティックスがともに勝利して3勝1敗で首位タイに。ただ12日の直接対決で制したホークスがタイブレイクを制し、決勝トーナメント進出を決めた。

 ホークス在籍7年目をプレーするヤングは、ここまでの戦いぶりをこう話していた。

「僕たちにとって、この2勝は間違いなく大きい。(キャブズは)リーグトップに立ち、本当にいいプレーをしている。このチームにとっては僕がいないなかでボストンとのカップ戦を制したことが“ステイトメント・ウィン”になったと思う。
 
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