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「ひどいありさまだ」ド軍イェーツ、精彩欠く“スプリット”に嘆き...地元メディアはクローザー起用に「任せているというより仕方なく」

THE DIGEST編集部

2025.07.31

スプリットの対戦成績が昨季から大きく悪化しているイェーツ。(C)Getty Images

スプリットの対戦成績が昨季から大きく悪化しているイェーツ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのリリーフ右腕カービー・イェーツが、直近7試合で4失点と不調に陥っている。

 米誌『Sports Illustrated』は、イェーツの決め球スプリットが効果的ではないと指摘した。昨シーズンの被wOBA(打者の打撃指標)で「.149」を記録していたものの、ドジャース移籍後は「.378」と悪化。とくに左打者に対しては「.419」と苦戦ぶりが深刻だ。投球の割合も、今季は3月、4月にスプリットを52.9%と多用していたが、現在では直球の方が多くなっている。

 米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、今季のスプリットについてイェーツは「ひどいありさまだ」と語った。原因については「コントロールが不足しており、それをカバーできるものもなければ、ベース上を通せば強打される。それがメジャーリーグのピッチングなんだ」と続けたという。

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 昨季33セーブのイェーツは、今季5回のセーブ機会でそのうち2回に失敗。それでもイェーツが重用される理由を『Sports Illustrated』は、タナー・スコットやマイケル・コーペック、エバン・フィリップスらリリーフ陣の負傷離脱によるものだと説明。不調イェーツのクローザー起用の現状を「任せているというよりは仕方なくだ」と表現した。

 実際、デーブ・ロバーツ監督は、「少し自信が揺らいでいるのは確かだ」と認めると同時に、起用法の変更については否定的な発言も残している。「今のチームには素晴らしい選手が揃っている。状況が許す限り、マウンドを託しても問題ないと思っている」と語った。

 現地7月31日のトレード期限までにリリーフ投手の補強が予想されているなか、プレーオフを勝ち上がっていくには、イェーツの復調は絶対条件だろう。

構成●THE DIGEST編集部

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