ロサンゼルス・ドジャースのリリーフ右腕カービー・イェーツが、直近7試合で4失点と不調に陥っている。
米誌『Sports Illustrated』は、イェーツの決め球スプリットが効果的ではないと指摘した。昨シーズンの被wOBA(打者の打撃指標)で「.149」を記録していたものの、ドジャース移籍後は「.378」と悪化。とくに左打者に対しては「.419」と苦戦ぶりが深刻だ。投球の割合も、今季は3月、4月にスプリットを52.9%と多用していたが、現在では直球の方が多くなっている。
米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、今季のスプリットについてイェーツは「ひどいありさまだ」と語った。原因については「コントロールが不足しており、それをカバーできるものもなければ、ベース上を通せば強打される。それがメジャーリーグのピッチングなんだ」と続けたという。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
昨季33セーブのイェーツは、今季5回のセーブ機会でそのうち2回に失敗。それでもイェーツが重用される理由を『Sports Illustrated』は、タナー・スコットやマイケル・コーペック、エバン・フィリップスらリリーフ陣の負傷離脱によるものだと説明。不調イェーツのクローザー起用の現状を「任せているというよりは仕方なくだ」と表現した。
実際、デーブ・ロバーツ監督は、「少し自信が揺らいでいるのは確かだ」と認めると同時に、起用法の変更については否定的な発言も残している。「今のチームには素晴らしい選手が揃っている。状況が許す限り、マウンドを託しても問題ないと思っている」と語った。
現地7月31日のトレード期限までにリリーフ投手の補強が予想されているなか、プレーオフを勝ち上がっていくには、イェーツの復調は絶対条件だろう。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】ドジャースの6勝右腕、トレードでヤンキース移籍が有力?「LAで望まれていない投手がニューヨークのキーマンになる可能性がある」NYメディアは懐疑的
【記事】“ドジャースが先発とリリーバーを獲得”トレード期限前の動き、米誌が予想「市場に出ている数少ないインパクトのある先発」
【記事】「コンフォート問題とトップバッター問題を同時に解決」ドジャースが大型トレードでクワン獲得か「チームが求めるニーズに、理論上は合致」
米誌『Sports Illustrated』は、イェーツの決め球スプリットが効果的ではないと指摘した。昨シーズンの被wOBA(打者の打撃指標)で「.149」を記録していたものの、ドジャース移籍後は「.378」と悪化。とくに左打者に対しては「.419」と苦戦ぶりが深刻だ。投球の割合も、今季は3月、4月にスプリットを52.9%と多用していたが、現在では直球の方が多くなっている。
米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によると、今季のスプリットについてイェーツは「ひどいありさまだ」と語った。原因については「コントロールが不足しており、それをカバーできるものもなければ、ベース上を通せば強打される。それがメジャーリーグのピッチングなんだ」と続けたという。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 愛犬デコピンも登場
昨季33セーブのイェーツは、今季5回のセーブ機会でそのうち2回に失敗。それでもイェーツが重用される理由を『Sports Illustrated』は、タナー・スコットやマイケル・コーペック、エバン・フィリップスらリリーフ陣の負傷離脱によるものだと説明。不調イェーツのクローザー起用の現状を「任せているというよりは仕方なくだ」と表現した。
実際、デーブ・ロバーツ監督は、「少し自信が揺らいでいるのは確かだ」と認めると同時に、起用法の変更については否定的な発言も残している。「今のチームには素晴らしい選手が揃っている。状況が許す限り、マウンドを託しても問題ないと思っている」と語った。
現地7月31日のトレード期限までにリリーフ投手の補強が予想されているなか、プレーオフを勝ち上がっていくには、イェーツの復調は絶対条件だろう。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】ドジャースの6勝右腕、トレードでヤンキース移籍が有力?「LAで望まれていない投手がニューヨークのキーマンになる可能性がある」NYメディアは懐疑的
【記事】“ドジャースが先発とリリーバーを獲得”トレード期限前の動き、米誌が予想「市場に出ている数少ないインパクトのある先発」
【記事】「コンフォート問題とトップバッター問題を同時に解決」ドジャースが大型トレードでクワン獲得か「チームが求めるニーズに、理論上は合致」