ミルウォーキー・ブルワーズの話題のルーキー、ジェイコブ・ミジオロウスキーが試合中に受けた打球の影響により負傷者リスト(IL)入りとなった。現地時間7月28日のシカゴ・カブス戦で先発した際、鈴木誠也の打席でピッチャー強襲の当たりが左すねに当たり、「左脛骨挫傷」だったことが報じられた。
今季7試合で登板し、100マイル(約161キロ)を超える剛速球を武器に4勝をマーク。球宴にも初選出、初出場を果たしているミジオロウスキーは今季のMLBで大きな注目を集めるとともに、ブルワーズの躍進を後押しする存在でもある。“怪物”とも称される新人がアクシデントで離脱となれば、チームにとって大きな痛手となるはずだ。
だが米国内からは、シーズン終盤戦に向け、今回のIL入りが好影響を及ぼすとの声も囁かれている。米メディア『Sports Illustrated』が8月4日、ブルワーズの特集記事を配信。その中で、米誌『USATODAY』のゲイブ・ラクス記者の見解を伝えている。
それによると、ラクス記者が「ミジオロウスキーのIL入りは長期的に見ればチームの利益になる」との見方を示しており、以下のように主張しているという。
「ミゾ(ミジオロウスキーの愛称)はもちろん必要な戦力だが、状況によっては、高級なスーツケースをあえてキャンプに持って行かないような選択もアリだ。なぜなら、ブルワーズが彼をIL入りさせた時点で、次の10試合のうち7試合は、最下位のナショナルズ、46勝63敗のブレーブス、そしてまた最下位のパイレーツとの対戦だったからだ」
さらにラクス記者は15日間のILから復帰後のカードにも言及しており、「彼が復帰するころには、最初の2試合はワイルドカードを争うレッズと、64勝46敗で地区2位につけるカブスとの対戦。敵地での5連戦になる」と綴っている。
現在、地区首位を走るブルワーズにとって、下位チームとの対戦でミジオロウスキーを休ませることが可能となり、コンディションを整えた上で、ライバルとの対戦で先発マウンドを託せるとラクス記者は見込んでいる。また、『Sports Illustrated』ではトピック内で、軽い症状で済んだ今回のアクシデントに対し、「怪我の功名かもしれない」などとも評している。
もちろん、首脳陣の判断は大事をとってのIL入りであるのは間違いないだろう。万全のコンディションを取り戻したミジオロウスキーのパフォーマンスに要注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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今季7試合で登板し、100マイル(約161キロ)を超える剛速球を武器に4勝をマーク。球宴にも初選出、初出場を果たしているミジオロウスキーは今季のMLBで大きな注目を集めるとともに、ブルワーズの躍進を後押しする存在でもある。“怪物”とも称される新人がアクシデントで離脱となれば、チームにとって大きな痛手となるはずだ。
だが米国内からは、シーズン終盤戦に向け、今回のIL入りが好影響を及ぼすとの声も囁かれている。米メディア『Sports Illustrated』が8月4日、ブルワーズの特集記事を配信。その中で、米誌『USATODAY』のゲイブ・ラクス記者の見解を伝えている。
それによると、ラクス記者が「ミジオロウスキーのIL入りは長期的に見ればチームの利益になる」との見方を示しており、以下のように主張しているという。
「ミゾ(ミジオロウスキーの愛称)はもちろん必要な戦力だが、状況によっては、高級なスーツケースをあえてキャンプに持って行かないような選択もアリだ。なぜなら、ブルワーズが彼をIL入りさせた時点で、次の10試合のうち7試合は、最下位のナショナルズ、46勝63敗のブレーブス、そしてまた最下位のパイレーツとの対戦だったからだ」
さらにラクス記者は15日間のILから復帰後のカードにも言及しており、「彼が復帰するころには、最初の2試合はワイルドカードを争うレッズと、64勝46敗で地区2位につけるカブスとの対戦。敵地での5連戦になる」と綴っている。
現在、地区首位を走るブルワーズにとって、下位チームとの対戦でミジオロウスキーを休ませることが可能となり、コンディションを整えた上で、ライバルとの対戦で先発マウンドを託せるとラクス記者は見込んでいる。また、『Sports Illustrated』ではトピック内で、軽い症状で済んだ今回のアクシデントに対し、「怪我の功名かもしれない」などとも評している。
もちろん、首脳陣の判断は大事をとってのIL入りであるのは間違いないだろう。万全のコンディションを取り戻したミジオロウスキーのパフォーマンスに要注目だ。
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