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高校野球

花巻東、先発・萬谷が156球で完投勝利! センバツ準優勝の智弁和歌山は1対4でまさかの初戦敗退…

SLUGGER編集部

2025.08.08

花巻東伝統の背番号17、萬谷が粘り強いピッチングで完投勝利。昨年準優勝の智弁和歌山相手に1点しか与えなかった。 写真:THE DIGEST写真部

花巻東伝統の背番号17、萬谷が粘り強いピッチングで完投勝利。昨年準優勝の智弁和歌山相手に1点しか与えなかった。 写真:THE DIGEST写真部

 8月8日、第107回全国高校野球選手権大会は4日目を迎え、第1試合では岩手県代表の花巻東高と、今年のセンバツで準優勝の和歌山県代表・智弁和歌山高が対戦。強豪同士の対決は1対4で花巻東に軍配が上がった。花巻東の先発・萬谷堅心は全156球の熱投で完投勝利を挙げた。

 初回から智弁和歌山打線は、1番・藤田一波がレフト前ヒット→2番・大谷魁亜が送りバント→1死からプロ注目の4番・福元聖矢がライトへタイムリーツーベースを放つお手本のような攻撃で1点を先制。だが花巻東もその裏に2人のランナーをため、相手のミスに乗じて2点をもぎ取って逆転に成功した。
 

 その後も3者凡退は一度のみと両軍は走者を出し続けるが、両軍先発が粘り強く抑えて初回以降は得点がなかなか入らず、ゲームは5回へ。裏の攻撃で花巻東は2死から2番・佐藤謙成が出塁し、牽制悪送球の間に三塁へ。さらにその後、3番・新田光志朗がセンターへタイムリーを放って追加点を入れた。 

 智弁和歌山は6回から2番手の宮口龍斗を送り出すが、花巻東打線の勢いが止まらない。イニング先頭の赤間史弥の安打を皮切りに着実に連打を重ね、4点目を追加した。

 一方の智弁和歌山は、8回にランナーを出すも残塁。9回には1死から大会選手宣誓も務めたキャプテンの山田希翔が代打で登場するも、セカンドフライ。その後エラー→四球→死球により2死満塁、一打逆転の場面を演出するも、最後は奥雄大が空振り三振に打ち取られ、1対4でまさかの初戦敗退となった。

構成●SLUGGER編集部

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