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「水曜の夜はもはや過去を懐かしむ場ではない」地元メディアも大谷翔平の古巣“凱旋二刀流”へ熱烈な期待「現在進行形の偉業が見られる瞬間だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.13

日本時間の14日に二刀流で先発予定の大谷。(C) Getty Images

日本時間の14日に二刀流で先発予定の大谷。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がいよいよ、かつての本拠地のマウンドに立つ。

 大谷は現地時間8月13日(日本時間14日)、ロサンゼルス・エンジェルス戦に先発予定となっており、ドジャース移籍後での同カードの登板も今回が初めて。およそ2年ぶりに、エンジェル・スタジアムで“二刀流スター”のピッチングを再び目の当たりにするファンの心境を、地元メディアが代弁している。
 
 ニュースサイト『THE SPORTING TRIBUNE』では、「水曜の夜、アナハイムのエンジェル・スタジアムにはいつもの活気が戻る。ただし、それはホームチームのためではなく、野球の常識を次々と塗り替え続けるひとりの男のためだ」などと伝え、大谷の“凱旋”に期待を膨らませている。

 また、エンジェルスが「投手・大谷」との対戦が初めてであると強調しながら、「これは復讐の試合ではない。敵意はない。ただ積み重ねてきた“伝説”の証明の場だ」などと主張。さらに、大谷を「ナ・リーグMVP最有力候補」と位置付けており、投打でのこれまでの実績について「誰も彼のようなことはしていない。誰も成し遂げたことがない」と称えるとともに、「彼は単にもう一度MVPを狙うだけではない。まったく新たな偉業の領域に挑んでいるのだ。ベーブ・ルースとの比較ではもはや足りない。オオタニは独自のカテゴリーを築き上げている」と持論を展開した。

 そして目前に迫る大谷の先発登板には、多くの人々が心待ちにしていると指摘。「スタンドには赤いユニホームのファンもいるが、ドジャースのエースに声援を送る。かつてこの球場でオオタニを見た子どもたちも、今は彼が次に何をするのかを見るためだけに戻ってくる」などと、当日予想される状況を表現している。

 その上で同メディアは、「エンジェルスには彼を支えるチャンスがあった。オオタニは(在籍した)6年間、全てを捧げてきた。しかし今、彼はかつてのチームよりもはるかに偉大な存在として戻ってくる。生ける伝説として、自らの歴史を追い続けて」と評しながら、「水曜の夜はもはや過去を懐かしむ場ではなく、現在進行形の偉業が見られる瞬間だ」と記し、記事を締め括っている。

 8月11日のカード初戦で大谷は42号本塁打を放っており、打者としてのスキルを改めてエンジェルスファンに印象付けた。はたして、マウンドではどんなパフォーマンスをみせるのか。まもなく、ドジャースの背番号17のピッチングに熱い視線が注がれる。

構成●THE DIGEST編集部

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