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カブス今永昇太、今季終了後の去就が話題! 契約延長オプション行使に地元メディアが持論「迷う余地のない選択だ」

THE DIGEST編集部

2025.08.30

ここ5試合連続でクォリティースタートを達成している今永。来季の契約にも注目が集まっている。(C) Getty Images

ここ5試合連続でクォリティースタートを達成している今永。来季の契約にも注目が集まっている。(C) Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太の去就が、球団地元メディアの報道で話題となっている。

 現地時間8月29日、『CUBBIES CRIB』では、今季終了後のオフ、カブスが今永に対し球団オプションを行使するタイミングを迎えるとして、その決断についての持論を綴っている。
 
 メジャー2年目の今季、今永は現在5試合連続クオリティスタートを達成するなど、シーズン終盤も安定感のある投球を披露。前半戦では故障離脱を経験し、球宴以降は打線の落ち込みなどもあり勝ち星が8勝にとどまっているが、エースとしての信頼が揺らがないパフォーマンスを続けている。15勝をマークした昨年の活躍もあり『CUBBIES CRIB』では、今オフにおける球団オプション行使は「当然」と言わんばかりだ。

 同メディアは、「仮に行使すれば、実質的には3年総額5,700万ドルの延長契約となり、彼を35歳シーズンまでチームの管理下に置くことになる」と説いたうえで、「(球団が)行使しなければ驚き以外の何物でもないだろう」と指摘。さらに、「メジャー2年間でここまで一貫した成績を残してきたことを踏まえれば、フロントにとっては迷う余地のない選択のはずだ」などと強調する。

 また、現時点でのカブス各投手の契約状況も、日本人左腕の処遇に影響するものと見込んでおり、「ジェームソン・タイヨンとマシュー・ボイドはいずれも2026年までしかチーム管理下におらず、コリン・レイは来季のプレーヤーオプションを持つのみで、ナ・リーグ新人王候補ケイド・ホートンを除けば、先発陣の長期的な見通しは不透明だ」と論じている。

 加えて同メディアは、近い将来で先発投手の大幅な入れ替えが予想される中、エースの確保が何よりも必要であるとして、次のように主張している。

「このオプションを行使し、今後もフレンドリー・コンファインズ(リグレー・フィールドの愛称)で“ショータイム”が継続となれば、ローテーションに安定をもたらすとともに、イマナガのFA市場への流出を阻止することになる。カブスにとって重要な意味を持つ今オフのFA市場で、彼を手放す心配がなくなるのだ」

 今季、後半戦でも先発としての役割を確実に果している今永。ルーキーシーズンからの成績を振り返るまでもなく、カブス球団が選ぶ答えは自ずと見えてくるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】今永昇太、2被弾も5試合連続のQS達成!
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